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米国で大人気のETFであるSCHDを投資信託としてパッケージングした商品が発売されました。
SCHDというETFとSBIと楽天版の投信の違いを調べてみました。
正式名称:
楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)
SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)

投信名にSCHDを冠していないのはライセンスをとれなかったのかな?
SBIと楽天のSCHD投資信託の評価は?~SCHDとは
シュワブ米国配当株式ETF(Schwab US Dividend Equity ETF)は米国籍のETF(上場投資 信託)。ダウジョーンズ配当100インデックスに連動する投資成果を目指す。
ブルームバーグより
正式名称Schwab US Dividend Equity ETFとのことです。
原指数はダウジョーンズ配当100インデックスになります。
大型ハイテク株は含まれていません。
SBIと楽天のSCHD投資信託の評価は?~販売会社
楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)
楽天証券のみ
SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)
SBI証券のみ
他の証券会社への外販はされていない状況です。(2025/1/15現在)
SBIと楽天のSCHD投資信託の評価は?~為替ヘッジ
為替ヘッジなし
SBIも楽天もSCHD投信に為替ヘッジはありません。
保有資産が円安になれば為替差益が、円高になれば為替差損が発生する為替変動の影響を受けます。
SBIと楽天のSCHD投資信託の評価は?~信託報酬コスト
楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)
0.192%
SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)
0.1238%程度(投信マイレージ年率0.022%ポイント付与)
SBI版SCHDの方が信託報酬コストが低くなっています。また微々たるものですが投信マイレージのポイントも付与されます。
実質コスト(総経費率)は1年程度経過しないと判明しないので注視したいところです。
SBIと楽天のSCHD投資信託の評価は?~NISA対応状況
非課税3点セット
つみたて投資枠
非対応
成長投資枠
対応
イデコ
非対応
NISA成長投資枠対応です。分配金が普通分配金だった場合非課税になります。
SBIと楽天のSCHD投資信託の評価は?~パフォーマンス
参考:本家SCHD ETF ブルームバーグより
1年トータルリターンは11%(為替変動を含まない素の実力)でまずまず。
直近配当額 ( 12/11/2024)の利回りは3.88%と高配当となっています。
SBIと楽天のSCHD投資信託の評価は?まとめ
普通分配金 : 純粋な利益(NISAなら非課税)
特別分配金 : 投資したお金が戻ってきただけ(当然非課税)
投資信託の分配金に慣れていない方も多いと思いますので一応おさらいで。
普通か特別分配かは投資したタイミングにもよるのでみな違うハズですので確認が必要です。
分配方針はまだわからないのですが、多くの人が特別分配になりそうなときは分配見送りということもあるでしょう。
SCHDの投信版でした。
SBIも楽天版も四半期決算型となっています。
SCHDは海外でも本体と配当成長率のバランスが良く人気のETFになっています。
つまりキャピタルとインカムの両取です。
個人的な考えだとこれは分配金は今使いたい人をメインターゲットにしてるのかなあという印象です。
そうでなければ分配金を出さずに再投資するシンプルな投信にしたと思うからです。
ちなみに設定すれば分配金は自動的に再投資されるのでそこは心配ありません。
新しいNISAがスタートして成長投資枠も大きく拡大しました。このような分配金を出す投信はNISAで購入することが推奨されます。
普通分配金の都度課税されては投資効率がよくないからです。
一定程度の成長性と分配金を求める方には選択肢になると思います。
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