SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの評価は?~つみたてNISAも可

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの口コミと評価は? 投信ETFの評価
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つみたてNISAも可能なSBI・V・全米株式インデックス・ファンドはどうでしょうか?

今回は、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドをよく知りたい方へのアンサー記事になります。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの評価は?~コンセプトと投資対象

・バンガードが運用する「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」を実質的な主要投資対象とします。

CRSP USトータル・マーケット・インデックスとは、米国株式市場の大型株から小型株までを対象とし、投資可能銘柄のほぼ100%をカバーした時価総額加重平均型の株価指数です。
簡単にいうと米国株式市場の全銘柄に投資することになります。
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)を買うだけの投資信託です。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの評価は?~組入銘柄

投資信託組入れ上位銘柄

名称 数量 ファンドの割合
99.80 百万 13.64 十億 5.56
48.54 百万 12.47 十億 5.08
56.13 百万 5.96 十億 2.43
39.18 百万 4.27 十億 1.74
5.72 百万 3.85 十億 1.57
34.44 百万 3.77 十億 1.53
6.09 百万 3.13 十億 1.27
17.08 百万 3.03 十億 1.24
10.87 百万 2.97 十億 1.21
14.89 百万 2.40 十億 0.98
ブルームバーグより2022/8月現在

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの評価は?~メリット

直接VTI買えばいいじゃん?

という意見もあるかもしれませんが投資信託として売られることにより

  • 100円から投資可能
  • 毎日、毎週、毎月など自由に定期買付設定可能
  • 円をドルに替える手間が省ける
  • ポイントがもらえる

などのメリットがあります。

VTIは現在約214ドルですから、購入しようとしたら最低でも28,462円程は必要になります。(1ドル=133円、2022年8/14現在)

またSBI・V・全米株式インデックス・ファンドの「投信マイレージサービス」におけるポイント付与率は月間平均保有額に対し年率0.022%になります。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの評価は?~デメリット

取引のリアルタイム性

VTIなどのETFは市場が開いていればリアルタイムで取引できます。

しかし、特に海外上場株の投資信託は基準価格の公表が翌日であり購入のタイミングが遅れてしまうデメリットがあります。

SBI証券でのみ販売

2022年8月15日現在でSBI証券でのみ購入可能になっています。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの評価は?~コスト信託報酬

投資するETFの信託報酬を加味した実質的な信託報酬は、

  • 年0.0938%(税込み)

VTIを投資対象とした投資ファンドとしては競合するファンドより圧倒的に最安コストになっています。

日本(円)からの投資では、為替レートの動きで投資の損益に大きな影響がでてきます。

簡単にいうと円安になれば利益となりますが、円高になれば損失となります。これを為替リスクといいます。

この為替リスクを回避することを為替ヘッジといいます。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの評価は?~為替ヘッジ

SBI・V・全米株式インデックス・ファンド為替ヘッジなしです

為替ヘッジされていないと

  • 円安(例:1ドルが100円から110円になった時)→円換算で資産プラス
  • 円高(例:1ドルが110円から100円になった時)→円換算で資産マイナス

通常このようになります。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの評価は?~パフォーマンス

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの評価は?~コスト信託報酬

設定来好調だったのですが2022年に入って金融引締めの影響もあって基準価格を大きく落としていました。

しかし、円安や最近の米国株の回復もあり基準価格も上昇基調になっています。

トータルリターン

1ヵ月 6ヵ月 1年 3年 5年 設定来
本ファンド 5.29% 7.35% 10.82% 12.25%

米国株が厳しい状況でしたがトータルリターンは良好です。

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの評価は?まとめ

SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの詳細でした。

やはりこのファンドの最高の利点は、投資信託としてパッケージ化したことでVTIを100円から毎日や毎月のように好きに買えることだと思います。

自分の好みの投資法や、買付余力に応じた柔軟性があることがETFに対するメリットであると言えます。

それでいて現在のところ全投資信託の中でも超低コストかつ、安定した高パフォーマンスになっています。

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