公式HPでレバナスの特別レポートの最新版が公開されています。
最近の為替ヘッジコストが気になる方へのアンサー記事になります。
注:類似商品が多く出てきましたが今回の記事のレバナスとはiFreeレバレッジNASDAQ100のことです。
レバナスの最近の為替ヘッジコストについて~レバナスの最近のパフォーマンス
公式サイトより
コロナショック以降アメリカのゼロ金利超緩和でレバナスの基準価格が異常なほど伸びました。
2022年から始まった金融引締めにより現在はちょうど2年前の水準まで逆戻りになっています。
トータルリターン
1ヵ月 | 6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 | 設定来 | |
---|---|---|---|---|---|---|
本ファンド | -6.81% | -28.63% | -42.76% | 25.81% | — | 120.25% |
各時点でのトータルリターンも厳しいものになっています。
レバナスの最近の為替ヘッジコストについて
公式サイト特別レポートvol.7より
レバナスの為替ヘッジコスト(2022年5月末~8月末)
0.16%
ちなみに1年では0.29%になっています。
レバナスの最近の為替ヘッジコストについてまとめ
最近為替の変動が大きく為替ヘッジコストもそこそこ掛かってきているなあという印象です。
レバナス(iFreeレバレッジNASDAQ100)は為替ヘッジありですので円安の恩恵を受けることができずにナスダックの下落が直撃しました。
しかし、ここまで急激に円安がすすむと世界の動きや日本の金融政策の変更があった場合に逆に円高にすすむ可能性も懸念されます。
超長期投資では基本的には為替ヘッジありのものは推奨されません。
為替ヘッジコストが長期的に大きくなりリターンを押し下げるからです。
しかし、数年などの短期中期での保有目的でこれから外貨建ての投信の購入には為替ヘッジコストありのものを選択するのもありかもしれません。
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