【電気料金】新電力総崩れ?一電に戻すしかないのか

【電気料金】新電力総崩れ?一電に戻すしかないのか ニュース解説
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電力自由化の流れから誕生した新電力と言われる一電に代わる電気を提供するサービス。

昨今の燃料費高騰の流れから燃料費調整額の上限撤廃の発表が相次いでいます。

【電気料金】新電力総崩れ?一電に戻すしかないみたい~経緯

新電力とは誤解を恐れずに例えるとスマートフォンのMVNOのようなものです。

電力供給自体はこれまで通り東京電力など従来の電力会社が行いますが、間借りのような形でいろんなブランドの新電力会社が自分の会社のブランドとして電気を供給する事業体になります。

その趣旨は競争の促進による電気料金の値下げです。

しかし、このようなニュースが次々と発表されています。

1. 燃料費調整制度における上限設定の廃止について

auでんきなどの当社のでんきサービスの料金算定にあたっては、地域の電力会社や新電力の多くの料金メニューと同じく、燃料価格の変動に応じて電気料金を調整する燃料費調整制度に基づき、燃料費調整額として、燃料価格が上昇した場合は電気料金に加算調整を、燃料価格が下落した場合には電気料金に減算調整をしています。

これまで、燃料費調整額の算定に用いる平均燃料価格に上限を設け、上限を超える調整は行わない仕組みとしておりましたが、昨今の燃料価格の高騰を踏まえ、多くの地域の電力会社や新電力と同様の対応として、2022年11月分の電気料金から上限価格の設定を廃止いたします。

auでんき公式より

燃料費調整額の上限撤廃されると電気料金が今よりさらに上がることが予想されます。

簡単に言うとこれまでは燃料費調整額の上限を超えた分は新電力提供会社が負担していたことになります。

しかし、もう限界が来ているようで10月以降など新電力会社が発表した後は利用者にある程度の負担が来るということになります。

【電気料金】新電力総崩れ?一電に戻すしかないみたい

一電とは?

一般電気事業者のこと。基本的に北海道電力・東北電力・東京電力・北陸電力・中部電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力の10社のことと考えて差支えないと思います。

これらの一電のなかには、燃料費調整額の上限があるプランが存在しているケースが多いです。

僕の居住する東京都では東京電力のプランである従量電灯Bがそれに相当します。

【電気料金】新電力総崩れ?一電に戻すしかないみたいまとめ

現在新電力で燃料費調整額の上限ありの有名どころは

東京電力の古いプラン

ドコモでんき

エネオス

などです。

追記:ENEOSでんきも燃調の上限を撤廃したみたいです。(9/15)

ドコモでんき撤廃(9/30)

ちなみにエネオスはWEB申込を停止している模様です。

全部調べてはいませんので一電でも燃料費調整額の上限ありのプランがもうないところもあるかもしれませんし、一電の古いプランでもこの先上限撤廃される可能性は十分あります。

これから冷房の利用も少なくなり、電気料金も一時的に落ち着くでしょうから冬に向けてご家庭の電気契約について見直してみるのもいいかもしれません。

刻一刻と状況が変化していますのでこの記事の情報は古い可能性があります。必ずご自身で電力会社に最新の情報をお問い合わせください。


 

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