インフレ対策としてコモディティに投資したいんですがそんな投資信託はありますか?
eMAXISプラス コモディティインデックスをご紹介します。
eMAXISプラス コモディティインデックスの評価は?~コモディティとは?
ソフトコモディティは、小麦や米などの栽培されたものをいう。
ハードコモディティは、採掘されたもの。例としては、金、ヘリウム、石油などが含まれる。
エネルギーコモディティには、電気、ガス、石炭、石油が含まれる。 電気は通常、貯蔵することが不経済であり、でき次第すぐに消費されなければならないという風変わりな特徴を有する。
ウィキペディアより
コモディティは商品のことです。
投資でコモディティというと資源エネルギー、貴金属類、農産物類に投資することを意味するのが一般的です。
eMAXISプラス コモディティインデックスの評価は?~ベンチマーク
主として商品(コモディティ)を実質的な投資対象資産とする上場投資信託証券に投資を行い、ブルームバーグ商品指数トータルリターン(円換算ベース)に概ね連動する投資成果をめざして運用を行います。
ブルームバーグ商品指数トータルリターン(円換算ベース)がベンチマークになります。
為替ヘッジはなしです。
eMAXISプラス コモディティインデックスの評価は?~商品の構成比率
■【参考】ブルームバーグ商品指数のセクター別構成割合と構成銘柄のウエイト(2021年12月29日時点)
セクター構成銘柄比率セクター構成銘柄比率
エネルギー35.2%
ブレント原油8.0%
ULSディーゼル2.6%
天然ガス8.9%
RBOBガソリン2.7%
WTI原油9.8%
軽油3.2%
工業用金属15.5%
アルミニウム4.7%
COMEX銅5.2%
ニッケル2.5%
亜鉛3.2%
貴金属14.1%
金11.1%
農業29.7%
シカゴ小麦2.9%
トウモロコシ5.5%
カンザスシティ小麦1.7%
大豆ミール2.7%
大豆油3.3%
大豆4.7%
コーヒー4.2%
綿花1.7%
砂糖2.9%
家畜5.5%
豚赤身肉1.7%
生牛3.8%
合計100.0%
最新の月報より
コモディティの投資信託はたくさんありそれぞれのベンチマークとする指数によって商品の構成比率はさまざまだとおもいます。
eMAXISプラス コモディティインデックスがベンチマークとするブルームバーグ商品指数というのは小麦やトウモロコシなどの農業の比率が高いなあというのが感想です。
eMAXISプラス コモディティインデックスの評価は?~パフォーマンス
2015/06/18に設定された投資信託なのでやがて7年になります。
設定されて以来資産を増やすことができず不遇な期間が続きました。
それぞれの商品セクターによっては好調なのものあったかもしれませんが。
コロナショック以降トレンドが転換したのか好調になっています。
トータルリターン
1ヵ月 | 6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 | 設定来 | |
---|---|---|---|---|---|---|
本ファンド | 2.06% | 10.56% | 41.91% | 9.32% | 1.96% | -10.71% |
カテゴリ平均 | 2.73% | 7.50% | 25.37% | 9.41% | 2.77% | — |
設定来ではいまだマイナスの域を出ていませんがここ1年のトータルリターンは素晴らしいものがあります。
eMAXISプラス コモディティインデックスの評価は?まとめ
eMAXISプラス コモディティインデックスでした。
農業の比率がやや大きめというのが大きな特徴でしょうか。
昨今コロナやサプライチェーンの問題、ヨーロッパの政情不安でコモディティの上昇が続いています。
スーパーサイクル入り(長期の上昇トレンド)したという説まであります。
個人的には原油や小麦は投機というイメージが抜けず長期で保有するようなものでもない気がします。
とはいえこれからもかんたんにはインフレが収まらないと考える方には選択肢に挙がってる投資信託ではないでしょうか。
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