Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)の評価は?

Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)の評価は? 投信ETFの評価
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日興アセットマネジメントがS&P500配当貴族指数に連動する投資信託を設定しますので調べてみました。

S&P500配当貴族指数とは?

S&P500配当貴族指数

S&P500指数構成銘柄のうち、25年以上連続して増配している銘柄が対象。均等加重時価総額に基づいて算出

25年以上連続して増配している銘柄がそんなにあるのかというのが感想ですが米国株はそういうものなのでしょう。

Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)の評価は?~構成銘柄

投資信託組入れ上位銘柄

名称 数量 ファンドの割合
3.70 百万 391.52 百万 1.83
5.22 百万 380.90 百万 1.79
2.86 百万 371.00 百万 1.74
2.13 百万 369.24 百万 1.73
10.21 百万 350.36 百万 1.64
15.41 百万 347.25 百万 1.63
8.40 百万 333.22 百万 1.56
14.37 百万 329.01 百万 1.54
10.24 百万 320.18 百万 1.50
3.41 百万 314.84 百万 1.48

ブルームバーグより

各銘柄の構成比率は低く、どれかの銘柄に大きな株価の変動があっても指数への影響は軽微ででしょう。

XOMにシェンブロンの原油天然ガス会社、半導体AIの重鎮IBM。

ヘルス系のカーディナルヘルスやウォルグリーンが上位に来ています。

Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)の評価は?~コスト

信託報酬 (税込)/年  0.11% 

S&P500配当貴族の銘柄を直接買うのかそれともSDYというETFを買うだけ投信なのかはわかりませんが驚異的な低コストになっています。

Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)の評価は?~為替ヘッジ

日本(円)からの投資では、為替レートの動きで投資の損益に大きな影響がでてきます。

簡単にいうと円安になれば利益となりますが、円高になれば損失となります。これを為替リスクといいます。

この為替リスクを回避することを為替ヘッジといいます。

Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)は為替ヘッジなしです。

為替ヘッジされていないと

  • 円安(例:1ドルが100円から110円になった時)→円換算で資産プラス
  • 円高(例:1ドルが110円から100円になった時)→円換算で資産マイナス

通常このようになります。

Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)の評価は?~パフォーマンス

運用開始前です。

SDYというS&P500配当貴族指数に連動するETFがありますので参考としてのせておきます。ほぼこれと同じパフォーマンスになると思われます。

年初来ではマイナス10%程度。今年に入って足踏み状態といった感じでしょうか。

投信保有ポイントと投信マイレージ

マネックス証券 投信保有ポイント

マネックスポイント付与率 年率 0.030%

SBI証券 投信マイレージ

ポイント付与率 月間平均保有額に対し年率0.05%

証券会社の投資信託保有ポイントはSBI証券が若干いいですがいずれにしてもスズメの涙程度の付与率です。

コストが非常に低いので付与されるだけでも素晴らしいのは間違いないです。

Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)の評価は?まとめ

日興アセットマネジメントがS&P500配当貴族指数に連動する投資信託でした。

これまでもS&P500配当貴族指数に連動する投資信託はあったのですがここまで低コストだともはやそれらを選択する余地はないでしょう。

指数連動型の投信は類似するETFとどちらを購入するかという議論があります。

この水準のコストですと投信でもいいのではないでしょうか。

ETFには市場が開いてる時はすぐに売買できるメリットがありますがこのような長期積立投資向きの指数ではあまり必要とされるわけでもありません。

ドル転の手間を省け、定額定率解約など売却時のの柔軟性があるのが投信の強みです。

販売証券会社によっては100円から毎日積立も可能になると思います。

S&P500配当貴族指数はこの一年の成績ではSP500やNASDAQ100指数よりは下げに耐えている状況です。

株価指数はいつスタートによるかでまったくパフォーマンスは変わってきます。

この10年は低金利下でハイテクグロース株有意ということもあってSP500やNASDAQ100に大きく後塵を拝してきました。

しかし、販売資料によると1999年末を起点とした伸びではSP500を凌駕しています。

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