米国製造業株式ファンドの評価は?~最強のアクティブファンド

米国製造業株式ファンド (USルネサンス)の評価は?~最強のアクティブファンド 投信ETFの評価
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ユージ
ユージ

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USルネサンスこと米国製造業株式ファンドってどんな投資信託なの評価されてるの?

この記事を読めばこのような疑問が解決します。

米国製造業株式ファンドの評価は?~コンセプト

主として米国の製造業に関連した株式を実質的な投資対象とし、中長期的な信託財産の成長を図ることを目指して積極的な運用を行います。

BNYメロン・グループ傘下の資産運用会社であるニュートン・インベストメント・マネジメント・ノースアメリカ・エルエルシーが運用を担当しています。

米国製造業株式ファンド の評価は?~上位構成銘柄

銘柄名 業種構成比 概要

1 アップル情報技術7.5%
IT会社。スマートフォン、パソコン、タブレット、ウェアラブル端末、

2 インガソール・ランド資本財・サービス5.1%
フロー制御機器メーカー。

3 アメテック資本財・サービス4.8%
グローバルな電気計器・電子機械装置メーカー。

4 キャリア・グローバル資本財・サービス4.8%            空調機器メーカー。暖房、エアコン、および冷蔵ソリューションを提供する。

5 ダナハーヘルスケア4.6%
専門器具メーカー。試験、計測、環境、生命科学、歯科、工業技術など

6 モトローラ・ソリューションズ情報技術4.2%
総合電子通信機器メーカー。

7 ハウメット・エアロスペース資本財・サービス4.2%
設計金属製品メーカー。エンジン、ファスナー、および構造物のほか、鍛造ホイールを提供する。

8 ハベル資本財・サービス4.1%
電気・電子製品メーカー。商工業、通信、公益事業向けの製造に従事。

9 リーガル・レックスノード資本財・サービス3.9%         電気モーター・制御器メーカー。製品の設計、製造、販売を手掛ける。

10 ローパー・テクノロジーズ情報技術3.9%
工業用機器メーカー。制御器、流体操作器、ポンプ、医療・科学装置、分析機器製品、無線自動識別(RFID)通信技術、ソフトウェア・ソリューションなどを取り扱う。

なかなか米国の製造業に詳しくないとピンとこない銘柄が上位に来ています。

よく聞くのはアップル、ダナハー、モトローラくらいでしょうか。

米国製造業株式ファンド の評価は?~為替ヘッジ

日本(円)からの投資では、為替レートの動きで投資の損益に大きな影響がでてきます。

簡単にいうと円安になれば利益となりますが、円高になれば損失となります。これを為替リスクといいます。

この為替リスクを回避することを為替ヘッジといいます。

米国製造業株式ファンド は為替ヘッジなしです。

為替ヘッジされていないと

  • 円安(例:1ドルが100円から110円になった時)→円換算で資産プラス
  • 円高(例:1ドルが110円から100円になった時)→円換算で資産マイナス

通常このようになります。

米国製造業株式ファンド の評価は?~パフォーマンス

米国製造業株式ファンド (USルネサンス)の評価は?~為替ヘッジ

設定日は2012/05/31と今年で10年になります。

そのパフォーマンスは圧倒的で2022年はボラリティが大きくなってますがまさにずっと右肩上がりといって差し支えないです。

トータルリターン

1ヵ月 6ヵ月 1年 3年 5年 設定来
本ファンド 12.92% 13.83% 18.59% 27.98% 20.01% 620.46%
カテゴリ平均 9.32% 7.06% 4.96% 16.92% 11.43%

SBI証券より

2022年も現時点でもかなり好調でトータルリターンも見事です。

参考:(NEXT FUNDS)NASDAQ-100(H無)連動型上場投信

1カ月 3カ月 6カ月 1年 3年(年率) 5年(年率) 10年(年率) 設定来
トータルリターン 5.89% 0.12% 2.44% -4.14% 25.09% 19.79% 23.83% 1055.61%
カテゴリー 9.32% 5.25% 7.06% 4.96% 16.92% 11.43% 14.77%

こちらはNASDAQ100のETFですが3年5年の年率はほぼ同等ですが、今年のパフォーマンスは米国製造業株式ファンド (USルネサンス)が圧倒しています。

つまるところ非常に安定してるといえるのではないでしょうか。

米国製造業株式ファンド の評価は?~デメリット

コストが非常に高い

信託報酬 (税込)/年 1.87%

実質コストは2%を超えて来るような水準です。

インデックスファンドが0.1%などの非常な低コストな中高いと言わざる負えません。

信託財産留保額がある

信託財産留保額 0.3% 

米国製造業株式ファンド (USルネサンス)には信託財産留保額が設定されています。

信託財産留保額とは、投資信託を解約する際に投資家が支払う費用のことです。ただし、別途投資家が支払うのではなく、「基準価額に対して何%」といった形で解約代金から差し引かれます。
投資信託を保有し続ける投資家に迷惑がかからないようにするための費用です。

SMBC日興証券より

解約のペナルティを課すことで投資信託の解約率を下げて安定性を高めるという側面もあるそうです。

最近の投資信託ではもうほとんどありません。

設定された10年前では割とよくあるシステムだったみたいです。

米国製造業株式ファンド の評価は?~最強のアクティブファンドまとめ

運用状況
当ファンドの当月末の基準価額は72,046円となり、当月のファンド騰落率は+12.92%となりました。為替要因がプラスとなったほか、デクスコム(ヘルスケア)やエクストリーム・ネットワークス(情報技術)などの上昇により、株式要因もプラスとなりました。
10月末のポートフォリオは、情報技術、資本財・サービス、ヘルスケアを中心とした5セクター、計39銘柄で構成しています。アップル、インガソール・ランド、アメテックなどを組入れ上位としています。

2022年10月運用報告月報より

数多有る投資信託の中でも運用期間トータルリターン、騰落率の安定性が高度に調和しておりアクティブファンド最強といってもいいのではないでしょうか。

あのNASDAQ100にも負けていないので全投資信託でも最強といえる可能性があります。

2022年は円安という追い風があるとはいえNASDAQ100が大きく下げる中この成績は圧巻です。

運用担当者がとても優秀なのでしょう。

もしこの投資信託のコストがせめて1%を切る水準だったら・・・。

さらに高パフォーマンスだったことでしょう。

高コスト投資信託との相性抜群の松井証券での取り扱いがないところが残念です。

GAFAMの中ではアップルくらいしか上位構成銘柄にはありません。

米国株のスター銘柄の陰に隠れがちですが米国の製造業はとても堅実で成長性が高いということかもしれません。

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