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米国ABC戦略ファンド(5倍コース)という珍しい名前の投資信託について教えてください!
今回は、米国ABC戦略ファンド(5倍コース)をよく知りたい方へのアンサー記事になります。
米国ABC戦略ファンド(5倍コース)とは?
投資対象
- 米国株式
- 米国リート
- 米ドル建て新興国債券
- 米国ハイイールド債券
- 米国投資適格社債
- 金
- 米国国債
投資対象はこらら7資産になります。
一見するとむずかしそうですが、米国株式と米国リートで資産を増やして、金と米国国債で資産を守る程度の理解で十分だと思います。
運用方法
米国ABC戦略ファンド(5倍コース)の特徴は、独自の景気判断に独自モデルに基づき、以下の方針で資産配分比率を変更します。
● 景気サイクルの局面判断によって投資対象資産の配分比率を調整します。
● 市場リスクが急激に高まったと判断した場合には、資産配分比率を切り替えることで、基準価額下落リスクの抑制をめざします。
つまることろ、景気がいいときは米国株式や米国リートの比率を大きくして、景気が減速している時や、なにかしらのショックが起こった時は米国国債や金の比率を大きくするとのことです。
この景気判断は運用委託会社の独自モデルに完全に依存します。
よくあるレバレッジバランスファンドは各資産クラスの比率を固定しているパターンが多いですが、状況に応じて比率を変化される珍しいタイプのレバレッジバランスファンドだと言えます。
実際の月報です。
このように景気回復局面と判断されれば、米国国債の比率が抑えられて、米国株式や米国リートの比率が大きくなります。
米国ABC戦略ファンド(5倍コース)の評価は?~パフォーマンス
米国ABC戦略ファンド(5倍コース)は設定からまだ半年の新しい投資信託ですが運用は順調のようです。
2021年4月にははやくも1万口につき900円の分配金を出しています。
トータルリターンも際立ってスゴイというレベルではないですが順調と言えるでしょう。
米国ABC戦略ファンド(5倍コース)の評価は?まとめ
「米国ABC戦略ファンド」は独自のモデルによって判断した米国の景気サイクルを基にアロケーションを行うことで安定的なリターンの獲得を目指すファンドです。リスクを分散するために複数の資産を組み合わせるファンドでは、資産の過去の値動きを参考に組入れ比率を決定することも多いですが、本ファンドでは景気という実体経済に着目して資産配分を決定します。景気が良好なときには積極的にリスクをとり、景気が悪化したときにはリスクを抑える運用で「運用難時代」に対応します。
SBI証券より
レバレッジしかも5倍というハイレバレッジといえば短期というのが定石ですが、レバレッジ型バランスファンドが超長期保有が大原則です。
上でも触れましたが米国ABC戦略ファンド(5倍コース)は景気判断を運用委託会社の独自モデルに基づいて行い、資産クラスの比率を変化させるので、パフォーマンスはその独自モデルが有能かどうかに完全に依存します。
独自モデルが有能なら期待されたパフォーマンスを発揮すると思われます。
長い目で見守る必要があるファンドだと思います。
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