コモディティ・ファンドにはどのようなものがありますか。
今回はダイワ/“RICI(R)”コモディティ・ファンドについて調べてみました。
ダイワ/RICI(R)コモディティ・ファンドとは?
世界のコモディティ(商品)価格の中長期的な上昇を享受するために、ロジャーズ国際コモディティ指数(RICI)の動き(円換算)に連動する投資成果を目指して運用を行います。
SBI証券より
ロジャーズ国際コモディティ指数(RICI)(円換算)がベンチマークになります。
ダイワ/“RICI(R)”コモディティ・ファンドとは?~構成比率
エネルギー 40%
産業金属 14%
貴金属 11%
家畜 3%
穀物 20%
ソフト 10%
概ねこのような商品構成比率になっています。
エネルギーの比率が高いのが特徴だと思います。
ダイワ/RICI(R)コモディティ・ファンドとは?~パフォーマンス
コロナショック前まではコモディティというジャンルは際立った成績を残すことはできませんでした。
しかし、最近のコロナやサプライチェーンの混乱によって各商品価格が上昇した影響もありパフォーマンスが良くなっています。
アメリカやイギリスで30年ぶりの高インフレを記録したというニュースは記憶に新しいです。
ちなみに基準価格が低いのはかなりの分配金を出しているためだと思われます。
トータルリターン
1ヵ月 | 6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 | 設定来 | |
---|---|---|---|---|---|---|
本ファンド | 7.47% | 21.11% | 57.33% | 12.92% | 5.79% | -50.38% |
カテゴリ平均 | 3.09% | 8.63% | 27.57% | 9.51% | 4.28% | — |
設定されたのがリーマンショック前でそのころはコモディティに投機資金が流入し高騰していました。
そのため設定来ではまだまだ大きなマイナスですがここ数年のトータルリターンはなかなか良好に思えます。
インフレが急速に進展したここ1年は特にです。
ダイワ/RICI(R)コモディティ・ファンドとは?
ダイワ/“RICI(R)”コモディティ・ファンドでした。
コモディティ・ファンドに投資するのはかなり上級者向けだと思います。
このファンドはエネルギーセクターの比率が高いので、これからも原油や天然ガスの値段が上昇すると考える場合選択肢になってくると思います。
サプライチェーンの混乱や欧州の政治情勢が緩和されれば、インフレも終息し商品価格も下がることが予想されるため慎重な投資判断が求められると思います。
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