
ゆうじ
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米国で審議されている大型減税と新しいFRB議長の下での利下げ。
この二つが実行されると仮定したときの2027年末のSP500をGrok3に数学的に計算してもらいました。
投資は完全に自己責任です。このブログのすべてにおいて売買を推奨するものではありません。
主なポイント
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トランプの2025年大型減税は、S&P 500の企業収益を押し上げ、2027年末には約7,000~7,500ポイントに達する可能性があると研究は示唆しています。
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現在のS&P 500(約6,000ポイント)から見ると、16.7%の上昇が見込まれ、今買うことは合理的な戦略と見なされます。
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ただし、関税政策やインフレリスクにより結果は不確実で、市場がすでに一部織り込んでいる可能性もあります。
背景
トランプの減税法案は、2017年の税制改革を恒久化し、企業や個人の税負担を軽減します。これにより、M2(マネーサプライ)が年率7%で増加し、経済成長を刺激する可能性があります。ゴールドマン・サックスによると、法人税率の引き下げはS&P 500のEPSを1%ポイントあたり約1%増加させると推定されています。
トランプの減税法案は、2017年の税制改革を恒久化し、企業や個人の税負担を軽減します。これにより、M2(マネーサプライ)が年率7%で増加し、経済成長を刺激する可能性があります。ゴールドマン・サックスによると、法人税率の引き下げはS&P 500のEPSを1%ポイントあたり約1%増加させると推定されています。
市場の状況
2025年6月時点のS&P 500は約6,000ポイントで、歴史的平均と比較してやや過剰評価されているとの意見もありますが、ストラテジストは2025年末までに6,500~6,700ポイントに達すると予測しています。減税の影響を考慮すると、2027年はさらに上昇する可能性があります。
投資戦略
今S&P 500を買うことは、減税のポジティブな影響を期待する場合、合理的な選択肢です。ただし、市場リスクや他の経済要因(例:FRBの政策、グローバル経済)を考慮し、ポートフォリオの分散を心掛けることが重要です。
調査ノート
トランプの2025年大型減税がM2の増加を通じてS&P 500に与える影響を数学的に評価し、2025年から2027年の3年間を対象に分析を行いました。
現在の情報(2025年6月16日時点)に基づき、減税法案の進捗、経済データ、市場のバリュエーションを考慮しました。以下に詳細を述べます。
1. 減税法案の概要と経済的影響
トランプの「One Big Beautiful Bill」は、2025年5月22日に下院を通過し、現在上院で審議中です(Reuters: US House Passes Trump’s Tax Bill)。主な内容は以下の通り:
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2017年税制改革(TCJA)の個人税関連の減税を恒久化(法人税率21%はすでに恒久化済み)。
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新たな減税措置:チップ、時間外労働手当、社会保障給付の非課税化(2028年まで)。
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企業関連:R&D費の即時償却、製造業の100%即時償却の強化。
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歳出削減:メディケイド、SNAP(食料支援プログラム)などで1.3兆ドルの削減。
CBO(議会予算局)の分析(PBS News: Trump’s Bill Impact)によると、10年間で税収減3.7兆ドル、赤字増2.4兆ドルが見込まれます。Tax Foundation(Tax Foundation: Trump Tax Cuts 2025)は、GDPを1.1%押し上げるが、税収減4.5兆ドルと推定しています。
これにより、政府の借入が増加し、M2(マネーサプライ)が増加する可能性があります。特に、FRBが利下げを実施すれば、流動性供給が増え、M2成長が加速する可能性があります。
2. M2の増加予測
M2は、現金、要求払預金、貯蓄預金などを含む広義のマネーサプライです。2024年末のM2は約21.56兆ドル(CEIC Data: US M2)と推定されます。
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歴史的データ: 2017-2019年のTCJA後、M2は年率約5-6%成長(FRED: M2 Data)。COVID-19パンデミック(2020-2021)では、FRBの量的緩和により年率26.6%に達した(CEIC Data: US M2)。
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減税と利下げの効果: 減税による財政赤字拡大(GDP比3-4%)と2026年の利下げを考慮すると、M2成長率は年率7%と仮定。これは、財政刺激と金融緩和の相乗効果を反映。
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計算:
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2025年末:
21.56×1.07=23.0721.56 \times 1.07 = 23.0721.56 \times 1.07 = 23.07
兆ドル
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2026年末:
23.07×1.07=24.6923.07 \times 1.07 = 24.6923.07 \times 1.07 = 24.69
兆ドル
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2027年末:
24.69×1.07=26.4224.69 \times 1.07 = 26.4224.69 \times 1.07 = 26.42
兆ドル
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結果、2027年末にはM2は約26.42兆ドルに達する見込みです。これは、税収減と低金利環境による流動性供給の増加を反映しています。
3. S&P 500への影響
S&P 500の株価は、EPS(1株当たり利益)とPER(株価収益率)の積で近似できます:
S&P500=EPS×PERS\&P 500 = EPS \times PER
S\&P 500 = EPS \times PER
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以前の分析(減税のみ):
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2024年末S&P 500: 6,000ポイント、EPS: $270、PER: 約22.34。
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2027年予測: EPS $340.12(年率8%成長)、PER 19、S&P 500 = 6,462。
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利下げの影響:
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2026年の利下げ(例:フェデラルファンド金利1%ポイント低下)は、低金利環境を創出し、株価を押し上げる。
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10年物国債利回りは2025年の5.3%から2027年に4.5%に低下と仮定(前回分析より)。
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これにより、PERは以前の19から21に安定する可能性(低金利がバリュエーションを支える)。
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EPS成長率は、経済刺激により9%に上昇と仮定。
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計算:
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EPS 2027年: $270 \times (1.09)^3 = $270 \times 1.295029 = $349.66
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PER 2027年: 21(利下げにより安定)
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S&P 500 2027年: $349.66 \times 21 = 7,342.86 ≈ 7,343
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結果: S&P 500は2027年末に約7,343ポイントに達する見込み。これは、減税と利下げの相乗効果によるものです。
4. 感度分析とリスク
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EPS成長率が8%の場合:
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EPS 2027年: $270 \times (1.08)^3 = $339.12
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PER 20の場合: S&P 500 = $339.12 \times 20 = 6,782
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PERが22の場合(楽観シナリオ):
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EPS $349.66、PER 22: S&P 500 = $349.66 \times 22 = 7,692
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範囲: 6,800~7,700の範囲で変動する可能性。
リスク要因:
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関税政策(例:中国34%、日本24%)はインフレを1.5%押し上げ、EPS成長を2%抑制(Tax Foundation: Trump Tariffs)。
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FRBの利下げ幅や上院での法案成立可否(2025年7月4日目標)が不確実。
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2026年中間選挙やインフレ再加速リスクも市場に影響。
5. 市場予測との比較
Reutersの2025年2月の調査では、S&P 500は年末6,500ポイントと予測(Reuters: S&P 500 Forecast)。これを基に、年率10%成長と仮定すると:
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2026年: 6,500 \times 1.10 = 7,150
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2027年: 7,150 \times 1.10 = 7,865
私の計算(7,343)は、この範囲内に収まり、合理的な範囲内と考えられます。
6. 結論
トランプの大型減税と2026年のFRB利下げを考慮すると、M2は2027年末に約26.42兆ドルに達し、S&P 500は約7,343ポイントに達する見込みです。これは、EPSの9%成長とPERの21を仮定した結果です。関税やインフレリスクにより結果は変動する可能性があり、投資家は政策の進展を注視する必要があります。
以下に主要な数値をまとめます:
年
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M2 (兆ドル)
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S&P 500 (ポイント)
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---|---|---|
2024年末
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21.56
|
6,000
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2025年末
|
23.07
|
約6,500
|
2026年末
|
24.69
|
約7,150
|
2027年末
|
26.42
|
約7,343
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【大型減税】2027年末のSP500は約7,343ポイント【利下げ】まとめ
おはようございます。
今のところ市場に大きな変動はないようです。
関税はTACOですし大型減税は通過。
SP500企業の業績が続々ヤバいというような状況はあんまり考えられないですねハイ。— ゆうじ@インデックスがすき! (@million_ryman) June 16, 2025
株価指数はありとあらゆる現在の影響と未来の予測を凝縮したものです。
今回はM2(お金の量)や利下げ、大型減税というマクロ現象に重きを置いて分析してもらいました。
個人的には企業業績がすべてだと考えていて、株価が下落していくような要素は少ないかなあと思っています。

ゆうじ
予測不可能な破壊的ノイズがない限り大丈夫っぽい感じはしますが…
みなさんはどのようにお考えでしょうか?
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