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レバナスの積立が大人気って聞いたんですけど、レバナスってどんな投資信託なんですか?
今回はこんな疑問へのアンサー記事になります。
本当にレバナスことiFreeレバレッジ NASDAQ100は積立投資先として最適なのか?
その真相に迫ります。
iFreeレバレッジ NASDAQ100はレバレッジの仕組みを使ってNASDAQ100の約2倍のパフォーマンスを実現しているファンドです。
iFreeレバレッジ NASDAQ100の評価~NASDAQ100とは?
iFreeレバレッジ NASDAQ100は米国のNASDAQ100指数を対象にしたレバレッジ型ファンドです。
iFreeレバレッジ NASDAQ100は日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きの約2倍になるように設計されています。
NASDAQ100指数とは?
NASDAQは米国ナスダック市場の代表的な企業の株式で構成される株価指数です。
その中から金融セクターを除いた時価総額上位100社を選んだのがNASDAQ100です。
アップル、アマゾン、マイクロソフトなど世界を引っ張っているGAFAMが含まれています。
iphoneに通信販売、パソコンと日本で生活する僕たちもどっぷりお世話になってますね笑
さらに人が生活するうえで絶対必要となる一般消費財・サービスやヘルスケア関連も含んでいます。
このようなセクターは個別株でも人気となっています。
iFreeレバレッジ NASDAQ100は人々の生活に浸透した製品・サービスを提供する企業から、ITやバイオテクノロジーなどの最先端技術を有する企業まで、多種多様な企業で構成されています。
一般的に狭いセクターに集中投資するとリスクが高まるんですが適度に分散されてるのがわかります。
iFreeレバレッジ NASDAQ100の評価は?~為替ヘッジで為替リスクを低減
日本(円)からの投資では、為替レートの動きで投資の損益に大きな影響がでてきます。
簡単にいうと円安になれば利益となりますが、円高になれば損失となります。これを為替リスクといいます。
この為替リスクを回避することを為替ヘッジといいます。
iFreeレバレッジ NASDAQ100では為替ヘッジを行っています。
世界情勢の影響で株安円高のダブルパンチを避ける狙いがあるとのことです。
iFreeレバレッジ NASDAQ100の評価は?~上位構成銘柄
1 アップル 米国情報技術11.3%
2 マイクロソフト 米国情報技術10.1%
3 アマゾン・ドット・コム 米国一般消費財・サービス7.8%
4 アルファベット(クラスC)*1 米国コミュニケーション・サービス4.2%
5 フェイスブック 米国コミュニケーション・サービス4.0%
6 テスラ 米国一般消費財・サービス3.9%
7 アルファベット(クラスA)*2 米国コミュニケーション・サービス3.9%
8 エヌビディア 米国情報技術3.8%
9 ペイパル・ホールディングス 米国情報技術2.3%
10 アドビ 米国情報技術2.1%
(2021年8月末時点)
iFreeレバレッジ NASDAQ100の評価は?~パフォーマンス
iFreeレバレッジ NASDAQ100は設定から3年ほどが経過します。
設定来、米国の緩和的金融政策に乗って基準価格が大きく上昇しました。
純資産額も1,000億を突破し現時点において人気、実力ともに申し分がない状態でした。
2021年末までは・・・。
FRBがこれまでの緩和的金融政策から一転、インフレ抑制のために利上げとQTという金融引締めへと大転換しました。
グロース株は利上げ、QTが弱点です。
成長しないことはないと思いますがこれまでのような大きな伸びは厳しいとする予想が多いです。
このチャートからレバレッジ投信はハイリスクハイリターンだということが読み取れると思います。
iFreeレバレッジ NASDAQ100の評価は?~メリット
メリット
- レバレッジ2倍で株価が上昇すれば資産を一気に増やすことができる。
- 証券会社によっては100円から毎日、毎週、毎月購入可能
- 為替ヘッジで円高になっても大丈夫。
- NASDAQ100を買うために円をドルに換える手間が省ける。
- NASDAQ100のレバレッジ2倍のファンドはこれだけ。
デメリット
- レバレッジ投信はレンジ相場に弱く、下落すれば資産が通常より減ってしまう。
- 実質コストが1%と高い
iFreeレバレッジ NASDAQ100の評価は?~限界近くまでコストを下げる方法
僕自身はトータルリターンさえよければ信託報酬(コスト)は気にしない派ですがiFreeレバレッジ NASDAQ100は若干信託報酬(コスト)が高いです。
信託報酬 (税込)/年 0.99%
SBI証券にも同様の投信マイレージサービスがありますが松井証券の方が現金な上に還元率も若干高めです。できる限りコストを下げたい場合は松井証券の投信毎月現金還元サービスを上手に活用したいところです。(SBI証券でも1000万円以上になると0.2パー還元になるようですのでそれ未満の場合は松井証券が優位になります。)
iFreeレバレッジ NASDAQ100の評価は?まとめ
2022年に入ってから当ファンドの基準価額が下落基調であったことから、ネット上は勿論、大手メディアからも当ファンドに対する批判的な論調を目にしました。それらの論調に影響され、当ファンドを売却した投資家の方もいらっしゃると思います。投資初心者の中には、今回が初めて経験する調整局面であり、投資額に対する評価損の大きさに恐怖を感じた方もいらっしゃると思います。当ファンドは2018年10月の設定ですので設定後3年半程度になりますが、今回が3回目の大きな調整局面です。3年半で3回ですから、このような調整は決して珍しいわけでもなく、今後も普通に起こるものだと考えていた方が良いかと思います。
公式サイト特別レポートvol.5後編より
メリットを中心に見てきました。
たまにレバレッジ投信で大儲けなんていう胡散臭い宣伝文句で、他サイトだと紹介されていたりしますが、それはあり得ません。
騰がるときに2倍ですが下がるときも2倍なのがレバレッジです。
それなりのリスクもあります。
現実としてコロナショックが起きた2020年3月のサーキットブレーカー連発のときに大きく下落しました。
しかし、どの指数よりもいち早く回復し史上最高値を更新したのがNASDAQ100です。
投資は長期的に成長が見込まれるものにすべきなのです。
iFreeレバレッジ NASDAQ100は夢のハイテク株を多く含んでいます。
5G時代の到来も目前に迫っています。
生活もどんどん便利になってますよね?便利になるということはどこかの企業が儲けてるんです。
その代表がNASDAQ100の企業なんです。
そこから得られる利益は大きい。
それをレバレッジの力を使って2倍程度の収益が期待されます。
事実として1年トータルリターンではiFreeレバレッジ NASDAQ100は2019年年から2021年で全投資信託の中でも最高クラスの成績を残しました。
iFreeレバレッジ NASDAQ100は他の投資家を出し抜く可能性を秘めているので野心家の方にピッタリの投資信託です。
ただし、公式レポートでは触れられていませんがこれから米国債券の長期金利が正常化します。
レバナスが設定来3回の調整からその都度NASDAQが復活できたのはそもそも低金利であり、利下げというカードを使えたからという事情があります。
長期金利が高止まりしても成長しないわけではないですが、グロース株にとっては間違いなく向かい風です。
過去のデータがあるにはあるのですがとても古く現代において通用するかもわかりません。
投資法に正解はありませんが、一括で投資するのはなんらかのショックがあったとき大変なので、毎日積立もしくは毎月などの積立投資方法がいいのではないかと思われます。
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