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- iFreeレバレッジ FANG+インデックスってどんな投資信託?
- メリット・デメリットは?
- 評判はどうなの?
こんな疑問を解消します。
本記事を参考にすると、iFreeレバレッジ FANG+の特徴が理解できます。
iFreeレバレッジ FANG+~FANG+指数とは?~コンセプトと構成銘柄
iFreeレバレッジ FANG+は
NYSE FANG+指数 構成10銘柄
- メタ
- アップル
- アマゾン・ドット・コム
- ネットフリックス
- アルファベット(googleの持ち株会社)
AMD- スノーフレーク
- エヌビディア
- テスラ
ツイッター- マイクロソフト
アリバババイドゥ- ブロードコム
赤のアンダーラインの6銘柄は基本固定。残り4銘柄は下記スクリーニングで選定され計10種類の株で構成されるているNYSE FANG+指数をベンチマークにしています。
・時価総額(35%)
・1⽇平均売買⾼(35%)
・直近12カ⽉株価売上⾼倍率(15%)
・直近12カ⽉売上⾼成⻑率(15%)
の4指標を括弧内の⽐率で加重平均し
てランキング化し、その上位4銘柄を
指数構成銘柄とする。
大和アセットマネジメント社の資料より
そこにレバレッジの仕組みを利用することで増えるときは2倍のパフォーマンスを得ることができます。
年に3、6,9,12月の計4回銘柄の見直しがされます。
これら10銘柄を等ウエートで投資することになります。
追記:2022年12月までは中国企業であるアリババ、バイドゥが構成銘柄でしたが見直しで除外されてあらたにAMDとスノーフレークが追加されました。かつてはツイッター社も構成銘柄でしたが除外されました。
iFreeレバレッジ FANG+~為替ヘッジは?
結論から言いますとiFreeレバレッジ FANG+は為替ヘッジありです。
レバレッジの掛かっていない通常のiFreeNEXT FANG+インデックスは為替ヘッジなしという違いがあります。
iFreeレバレッジ FANG+~コスト信託報酬
信託報酬 (税込)/年 1.275%以内
SBI証券の投信マイレージ
SBI証券 0.1%
松井証券の投信残高ポイントサービス
松井証券 0.435%
コスト信託報酬は高めです。長期的に大きな金額を投資しようと考えている方は松井証券に一考の余地があると思います。
iFreeレバレッジ FANG+~パフォーマンス
2022年の初めからたった1年で基準価格が1/4になっています。
その一方2023年はNASDAQ100などもとに戻りましたがFANG+はまだ当投信の基準価格は最高値に戻り切れていません。
トータルリターン
1ヵ月 | 6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 | 設定来 | |
---|---|---|---|---|---|---|
本ファンド | 11.48% | 22.17% | 217.63% | 2.78% | — | 56.91% |
カテゴリ平均 | 5.68% | 4.12% | 62.02% | 8.29% | — | — |
2022年初頭にタイミングよく投資できていれば資産はかなり増えていると考えられます。
3年(年率)のパフォーマンスは微妙となっています。
iFreeレバレッジ FANG+インデックスの評価は?~NISA対応状況
つみたて枠
非対応
成長投資枠
非対応
イデコ
非対応
iFreeレバレッジ FANG+のメリットデメリット
メリット
iFreeレバレッジ FANG+のメリットは次の5つです。
- レバレッジの力でパフォーマンスが2倍
- 採用銘柄は米国の最強情報テクノロジー企業10社で構成されている。
- 円で投資できるのでドルを買う手間がない。
ではそれぞれ見ていきましょう。
1.レバレッジの力でパフォーマンスが2倍
iFreeレバレッジ FANG+は大和アセットマネジメントが設定した投資信託インデックスファンドシリーズです。
iFreeレバレッジ FANG+のすごいところは、レバレッジの力を使うことでパフォーマンスが2倍になるということです。
2.採用銘柄は米国の最強情報テクノロジー企業10社で構成されている。
日本人にももはや欠かせない製品を作っているアメリカ企業の中でもここ10年大きく米国株式市場を牽引してきた最強ともいえる10社で構成されています。
3.円で投資できるのでドルを買う必要がない。
iFreeレバレッジ FANG+は円で購入できるので円をドルに換える手間は掛かりません。
iFreeレバレッジ FANG+のデメリット
iFreeレバレッジ FANG+のデメリットがあります。
- アメリカの行動に株価が大きく左右される。
- 下がるときは2倍下がる。
- 実質コストが1%超と高い
- 減価がある
解説していきます。
注意点①:アメリカFRBの行動に株価が大きく左右される。
FANG+のようなハイテクグロース株はFRBの政策金利が低いときは大いに伸びます。
現に2020年2021年は多いに株価が伸びました。
しかし、金融引締めに動いた2022年は大きくパフォーマンスを落としてしまいました。
注意点②下がるときは2倍下がる
レバレッジの仕組みは上がるときは2倍ですが下がるときも概ね2倍になります。
また、レバレッジ物には減価が付きまといます。
簡単に言うと仕組み上10%下げたものが元に戻るには10%以上の伸びが必要とされます。
注意点③実質コストが1%超と高い
レバレッジの仕組みなどがあるため実質コストが高めとなっています。
注意点④減価がある
レバレッジ物の宿命です。
指数が右肩下がりの場合やヨコヨコに推移したとき減価が発生しパフォーマンスにマイナスに寄与します。
ごく簡単にいうと例えば指数が5%下げて5%上げても元に戻らずマイナス1%程度に落ち着くといった感じです。
iFreeレバレッジ FANG+インデックスのまとめ
コロナ後の相場では巣ごもり需要をうまく取り込んで数千もある投資信託のなかでもトップクラスの成績を残した月もありました。
iFreeレバレッジ FANG+の構成企業はまさに私たちの生活の風景を変えてきましたし、これからも変えていく力を持っています。
2023年はGAFAMNTやマグニフィセント7とも呼ばれるような超大型ハイテクグロース株が牽引しました。
しかし、上記の通り2022年はFRBのインフレ対策の利上げによりトータルリターンが-50%以上を記録するなどリスクもとても大きいものになっています。
上記のパフォーマンス見れば一括投資はハイリスクです。
基本的にはレバレッジ物は短期勝負のものでそれ以外では積立でリスクの時間分散が無難に思われます。
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