NASDAQ100は乱高下しながらトレンドの下げは続いています。
今回はレバナスの誤算について語ってみました。
レバナスの誤算とは?~為替ヘッジあり
レバナスって為替ヘッジありありなんですよ。
商品設計者によるとNASDAQ100が大きく下げるような局面では円高が進む傾向があります。
株価の下落+為替差損というダブルパンチを回避するために為替ヘッジをつけたとのことです。
基本的に米国株などの海外資産は
円安になる・・・為替差益発生
円高になる・・・為替差損発生
となります。
ちなみに3/11現在円安が進行しています。
コチラをご覧ください。
この日のナスダック100は-1.1%
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス -0.84%
iFreeレバレッジ NASDAQ100 -2.17%
レバナスはNASDAQ100の値動きに概して2倍程度の値動きをするはずです。
円安の恩恵を受けている為替ヘッジなしのフツナスは下落を抑えられています。
ちなみに為替ヘッジはタダではありません。
微々たるものとされていますが受益者はヘッジコストも負担しているのです。
レバナスの誤算とは?まとめ
これまでのそこそこ正常なるとされる世界では有事の円買いと言って、なにか世界によくない事象が起こるとの機関は比較的安全資産とされる円買いをしました。
しかし、世界大戦が懸念されるような現状ですら円安が進んでします。
日本は利上げできないのに対し、アメリカは利上げをします。
このような状況は為替に絶対はないですが基本は円安方向です。
このような日米金利差が生じている状況は長期的になると見込まれています。
日本の利上げが一瞬ニュースになりましたがローン等に与える影響が尋常じゃなくそうそう実行される見込みは薄いです。
レバナスは為替ヘッジありという商品性もあって一変してしまった世界に対して、為替差益も得られず厳しい状態が長く続くことが懸念されます。
それとともにフツナスの優秀さが際立ってくる状況になっています。
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