年初から欧州情勢が不安定化しコモディティの価格が上昇しています。
ちょっと落ち着いた感もありますところ、1月に松井証券で購入していたダイワ/“RICI®”コモディティ・ファンドから分配金をいただきましたのでご報告です。
ダイワ/“RICI®”コモディティ・ファンドから分配金をいただきました。【第28期】~最近のパフォーマンス
実は1月下旬に購入して2月の終わりくらいに7割方売却して利確したのです。
それ以来あまり基準価格を追っていなかったのですが現時点でも結構順調に基準価格が伸びているのがわかります。
分配金再投資基準価格ですと5,000前後が6,500くらいになっています。
利確早まったか・・・。
ダイワ/“RICI®”コモディティ・ファンドから分配金をいただきました。【第28期】~分配金
さて、当ファンドは2022年4月25日に第28期決算を迎え、当期の収益分配金について、基準価額の水準等
を勘案した結果、450円(1万口当たり、税引前。以下同じ。)といたしました。なお当ファンドの分配方針は以下の通りです。
①分配対象額は、経費控除後の配当等収益と売買益(評価益を含みます。)等とします。
公式サイトレポートより
今回は10,000口につき450円の分配金になっています。
かなりの分配金利回りになると思います。
評価額 52,550円
117,563口
税引き後分配金 4,216円
評価額にしてたった5万円分しか保有してないのですが税引き前で5千円も分配金が出ました。
普通分配金ですのでしっかりとした利益ということになります。
それにしても税金重すぎる・・・。
ちなみに、ダイワ/“RICI®”コモディティ・ファンドは4月と10月の年二回決算のようです。
ダイワ/“RICI®”コモディティ・ファンドから分配金をいただきました。【第28期】まとめ
今後の相場環境見通し
RICI®は足元で2011年来の高水準となっています。
原油については、ロシア産原油の禁輸措置による供給減少分を他国の増産で補完できるめどが立っておらず、当面は需要超過の状態が続く可能性が高いものと考えられます。一方、新型コロナウイルスの感染拡大、またそれに伴う世界景気への影響については、商品需要の減速要因となることから引き続き注視が必要と考えます。
公式サイトレポートより一部抜粋
リーマンショック以降FRBをはじめとして世界中で金利を低くする政策がとられ株式優位の時間が10年近く続きました。
そのあいだ個別の商品はそれぞれチャンスはあったかと思いますが、このような総合的なコモディティ指数への投資は報われなかったのではないかと思います。
コロナショックに加えて欧州情勢によってコモディティへの投資は近年稀にみる機会の到来とも言えるかもしれません。
しかし、中国で大都市のロックダウンや米国の利上げによる景気後退懸念が囁かれると原油はすぐに反応して下げに向かいました。
まだまだ上がる可能性も十分あると思いますが、このような景気後退の懸念だけでも大きく下げに反応します。
コモディティは平気で10年眠るようなこともあるので、政界情勢に常にアンテナを張って、投資については慎重な判断が求めらえると思います。
コメント