JEPQの評価は?~ナスダック100ベースの高配当ETF

JEPQの評価は?~ナスダック100ベースの高配当ETF 投信ETFの評価
この記事は約4分で読めます。
・当サイトには広告が含まれます。
ユージ
ユージ

スマホ節約とインデックス投資のブログへようこそ!当ブログでごゆっくりお過ごしください。

JEPQことJPモルガン・ナスダック米国株式プレミアム・インカムETFの詳細を知りたい方へのアンサー記事になります。

JEPQの評価は?~コンセプト

米国の大型成長株の保有とオプションの売却を組み合わせたポートフォリオから株式の配当金とオプションプレミアムを獲得し、これらのインカムを原資として毎月分配を目指します。

JPモルガンアセットマネジメント公式HPより

アニュアルレポートによるとNASDAQ100銘柄のゴリゴリのアクティブファンドのようです。

収益の根本は

NASDAQ100銘柄の任意の運用+仕組み債

とのことです。

NASDAQ100インデックスに純粋に投資するものではないようです。

当ファンドは、2022年5月3日の運用開始から2022年6月30日までの期間、ベンチマークをアウトパフォームし、ICE BofAML 3ヶ月物米国債インデックスをアンダーパフォームしました。当ファンドは、オプションに基づく株式リンク債を利用することで
オプションベースのエクイティ・リンク・ノートを使用することで、当ファンドは概ね設計通りのパフォーマンスを発揮することができました。
当ファンドは、概ね設計通りのパフォーマンスを発揮し、ベンチマークよりもボラティリティの低いリターンを提供することができました。
報告期間中、ベンチマークよりもボラティリティの低いリターンを提供し、概ね設計通りに推移しました。当
当ファンドは、ベンチマークのトータルリターンの70%を獲得し、ボラティリティはベンチマークの約82%でした。
報告期間中、ファンドはベンチマークのトータルリターンの70%を獲得し、ボラティリティはベンチマークの82%でした、
その結果、1株当たり0.38ドルの利益を得ました。

ヘルスケアおよび公益事業セクターにおける当ファンドの証券選択は、ベンチマークとの比較においてパフォーマンスに大きく貢献しました。
また、通信サービス、工業製品などのセクターは、ベンチマークに対するパフォーマンス向上に貢献しました。
通信サービスおよび産業部門における当ファンドの証券選択は、ベンチマークとの相対的なパフォーマンスを低下させる要因となりました。

2022年6月のアニュアルレポートの抜粋です。

つまりNASDAQ100をベンチマークとするが、その中の銘柄をファンドマネージャーがボラティリティを下げることを意識しつつ売買しかつ仕組み債なども活用して利益を出し安定した分配金を出すことを目的としたETFです。

JEPQの評価は?~コスト

経費率 0.35%
アクティブかつ大手証券会社にしかできないような仕組み債を用いたETFにしては経費率はかなり低いほうだと思われます。

JEPQの評価は?~構成銘柄

投資信託組入れ上位銘柄

名称 数量 ファンドの割合
950.95 千 296.45 百万 11.11
1.49 百万 256.97 百万 9.63
1.54 百万 185.36 百万 6.95
1.33 百万 150.39 百万 5.64
392.53 千 114.67 百万 4.30
375.43 千 89.66 百万 3.36
380.11 千 63.30 百万 2.37
40.13 百万 40.13 百万 1.50
368.42 千 37.39 百万 1.40
761.05 千 35.71 百万 1.34
ブルームバーグより

JEPQの評価は?~配当利回り

直近配当利回り(税込)
12.49%(2023/5)
運用がうまくいっているようで現在かなりの高配当になっています。

JEPQの評価は?~トータルリターン

JEPQの評価は?~ナスダック100ベースの高配当ETF

1年トータルリターン
9.13%
NASDAQ100のETFであるインベスコQQQが10.46%となっています。

JEPQの評価は?~ナスダック100ベースの高配当ETFまとめ

運用はそこそこうまくいっているようで配当金は高水準になっています。

まさに配当金を生活費として実際に使っていく配当金生活を目指している方には有力な選択肢だと思われます。

コメント