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iFreeNEXT FANG+インデックスってどんな投資信託?という疑問を持つ方へのアンサー記事になります。
iFreeNEXT FANG+インデックスの評価は?~コンセプト
米国上場企業の株式に投資し、NYSE FANG+指数(円ベース)の動きに連動した投資成果をめざします。
SBI証券より
投資対象
- 米国で法人登録された企業
- 「一般消費財・サービス」、「テクノロジー」、「メディア・コミュニケーション」の3セクター
スクリーニング条件
時価総額50億ドル以上
銘柄選定方法
- 原則として「FAANMG」6銘柄
- 銘柄数︓10銘柄
- 「FAANMG」以外の4銘柄は、
・時価総額(35%)
・1日平均売買高(35%)
・直近12カ月株価売上高倍率(15%)
・直近12カ月売上高成⻑率(15%)
の4指標を括弧内の比率で加重平均してランキング化し、その上位4銘柄を指数構成銘柄とする。
FANG+指数の指数算出方法です。
もう少し細かい条件がありますがこれくらいで十分でしょう。
基本的に大型ハイテクグロース株10種となります。
以前は中国企業が含まれていましたが米国で法人登録された企業でかつ米国をリスク所在国とする企業が指数採用されます。
各銘柄の比率
等ウエート
約10%ずつとなります。
時価総額加重平均でないのが特徴です。
一般的に等ウエートは逆張り、時価総額加重平均は順張りと言われています。
指数の比率調整・銘柄入れ替えタイミング
毎年3月、6月、9月、12月の第3金曜日
各銘柄の調整比率にズレが生じても原則上記年4回以外の調整はないとのことです。
大和アセットマネジメントのファンドレター2022/12/12より
iFreeNEXT FANG+インデックスの評価は?~構成銘柄
- メタ
- アップル
- アマゾン・ドット・コム
- ネットフリックス
- アルファベット(googleの持ち株会社)
- ブロードコム
- スノーフレーク
- エヌビディア
- テスラ
- マイクロソフト
2023年9月にAMDが除外されブロードコムが採用されることが発表されました。
AMDは割と最近採用されたのですが(確か中華銘柄を排除した2022年末頃)上記スクリーニングを満たせなくなったのかもしれません。
iFreeNEXT FANG+インデックスの評価は?~為替ヘッジ
為替ヘッジなし
外貨建てですので保有資産が円安になれば為替差益が、円高になれば為替差損が発生します。
iFreeNEXT FANG+インデックスの評価は?~コスト
信託報酬 (税込)/年 0.7755%
コスト信託報酬はインデックスファンドとしては高めとなっています。
SBI証券の「投信マイレージサービス」
ポイント付与率は月間平均保有額に対し年率0.1%になります。
松井証券の「投信残高ポイントサービス」
年間還元率 0.32%
SBI証券は1,000万円以上保有で年率0.2%になりますが松井証券のほうが還元率は高いです。
SBI証券×三井住友カード
三井住友カード(NL) カード積立最大0.5%還元
三井住友カードゴールド(NL) カード積立最大1%還元
auカブコム証券×au PAYクレジットカード
au PAYクレジットカード カード積立1%還元
iFreeNEXT FANG+インデックスの評価は?~新NISAイデコ非課税3点セット対応状況
つみたてNISA
対応
成長投資枠
対応
イデコ
非対応
NISA完全対応で投資枠上限の1,800万円すべてをiFreeNEXT FANG+インデックスにすることも可能です。
iFreeNEXT FANG+インデックスの評価は?~パフォーマンス
2022年は苦戦しましたが他の期間では順調と言えるのではないでしょうか。
トータルリターン
1ヵ月 | 6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 | 設定来 | |
---|---|---|---|---|---|---|
本ファンド | 7.76% | 16.71% | -3.79% | 34.49% | 24.38% | 175.07% |
ノンレバレッジの投資信託ですがトータルリターンは圧倒的です。
iFreeNEXT FANG+インデックスの評価は?~新NISA成長投資枠の本命まとめ
iFreeNEXT FANG+インデックス
基準価格40,000到達間近ビッグテックと半導体相互に支えあい進化していく銘柄群
結局指数を引っ張る力があるのはこれら
最強か— ユージ@節約投資ブロガー (@million_ryman) September 14, 2023
iFreeNEXT FANG+インデックスでした。
運用期間は意外と長くすでに5年以上になります。
新NISA成長投資枠の本命としたのは5年トータルリターン(年率)が全投資信託でトップだからです。(2023年3月末時点)
今話題の会話型AI「ChatGPT」のOpenAIはマイクロソフトの出資を受けています。
豊富な資金から新イノベーション企業を買収することもよくあります。
またこれらの企業はどんな景気状態でも安定した収益がもたらされるような仕組みを構築しておりディフェンシブ的な動きも見られました。
それゆえに新しいイノベーションにはFANG+10社が関わっていることが多くこれからも進化していくことが予想されます。
また上記の通りこの投信は等ウエート保有で定期的にリバランスされます。
どういうことかというとリバランス時に株価が上昇したものは部分的に売却され株価が低くなっているものが購入されるということです。
そこをどう評価するかもポイントになってくると思います。
少数銘柄かつテーマ性の高さからリスクは高めですが、これまでの世界が続けば過去の実績から安定したリターンも見込めるのではないでしょうか。
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