iシェアーズコモディティインデックス・ファンドの評価は？

コモディティの投資信託を教えてください。

今回はブラックロック・ジャパンのiシェアーズコモディティインデックス・ファンドのご紹介です。

iシェアーズコモディティインデックス・ファンドの評価は？～ベンチマーク

Ｓ＆ＰＧＳＣＩトータルリターン指数（円換算ベース）に連動する運用成果を目指します。

SBI証券より

Ｓ＆ＰＧＳＣＩトータルリターン指数（円換算ベース）がベンチマークになります。

S&P GSCI商品指数は、世界で最も信頼性の高い投資可能な商品指数である。この指数は、各商品セクターの産出量加重に依存しているため、商品市場ベータを最も敏感に反映する尺度である。

公式サイトより

セクター名比率（％）
エネルギー57.0
農産物19.3
産業金属12.3
畜産物6.5
貴金属4.8
合計100.0

最新の月報を見たのですが質素すぎる・・・。

昨年末の時点でセクター比率は上記とのことです。

エネルギーセクターが大きいのが特徴だと思います。

他のコモディティ投信では40%程度ですので。

2016年からの5年ほどはコモディティ価格は停滞していたようです。

リーマンショック後はコロナによるサプライチェーンの混乱や、脱炭素化の流れ等による複雑な要因によりインフレが進みコモディティの価格が顕著に上昇しています。

2022年のスタート以来株式がかなり下げる中、トータルリターンは株式を凌駕しています。

データはマネックス証券より

iシェアーズコモディティインデックス・ファンドでした。

エネルギーセクターの比率が高いのが特徴でした。

欧州情勢が不透明なためここにきてさらに原油価格が上昇しています。

コモディティセクターは株式と違い長期的に見て常に右肩上がりとは言い難いため、投資のタイミングが非常に難しいです。(利確も含めて)

もう商品価格はかなり上昇しており、一番おいしいタイミングは過ぎ去った可能性もありますがまだまだインフレが高止まりすると考える方には選択肢に入ってくると思われます。