スイスの通貨ってなに?~15年ぶりの利上げ

スイスの通貨ってなに?~15年ぶりの利上げ 資産運用
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先週は突然のスイスの利上げ発表のキツイ下げがあり不意を打たれた方も多いかもしれません。

スイスの通貨ってなに?ヨーロッパの小さな国の通貨ってそんなに影響力あるの?という疑問を持った方に少しでも参考になれば幸いです。

スイスの通貨ってなに?~15年ぶりの利上げ

ANSWER

フラン

です。

スイス・フランは国際社会における永世中立国スイスの地位により、「金(地金)よりも堅い」といわれるように、世界で最も安定した国際通貨。

戦争などの有事や金融危機などの際には、日本円などと共に「安全資産」「避難貨」とも呼ばれ、フラン相場が上昇する。外国為替市場における取引量は、米ドル・ユーロ・日本円・英ポンドに次ぐ取引規模を有し、また国際決済通貨のひとつ。

wikipediaより

スイスは欧州にある古い歴史を有する国であり、永世中立国という性質からその通貨も希少性の高いものとなっているようです。

そのスイス中銀が突如15年ぶりの利上げ(マイナス0.75→マイナス0.25%)を発表したので株式市場にも混乱が生じたようです。

株式市場は織り込まれていない情報に脆弱です。

むしろスイスがマイナス金利政策をとっていたことに驚きです。

僕も完全に勉強不足でした。

ともかくスイスも利上げということでほんとうに世界中でインフレが進み過ぎていることが意識されたみたいです。

そして連鎖的にFRBがよりタカ派(金融引締め)な政策に出るのではという恐怖が米国株価市場を襲ったようです。

FOMCでは0.75%ポイントの大幅利上げが決定

15日のFOMCでは0.75%ポイントの大幅利上げが決定。

この水準の利上げは28年ぶりとのことです。

  • 5月の米住宅着工件数は前月比マイナス14.4%
  • 6月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数はマイナス3.3
  • 6月中旬の新規失業保険申請件数は22.9万件増加傾向。

アメリカの景気後退懸念が大きくなっているようです。

スイスの通貨ってなに?~15年ぶりの利上げまとめ

スイスだけではなく欧州中央銀行(ECB)も量的緩和政策を終了すると表明しました。

また7月から利上げを開始するとのことです。

最初は25ベーシスポイントですが状況によっては9月に大幅な利上げを行う可能性も示唆しています。

米国(ドル)利上げ

欧州(ユーロ)利上げ

スイス(フラン)利上げ

英国(ポンド)利上げ

日本(円)を除く世界主要通貨すべてが利上げといってもいい状況になりました。

このような世界の中央銀行の金融政策により株式市場が縮小するのも仕方がないといった感じがします。

基本的には株価は下方向SP500やナスダックなどの総合的な大手株価指数に投資している方には厳しい状態だと思います。

ツイッターで僕の投資行動をツイートさせていただいてますがブルベアで局地的に戦っていくしかないなあと思っています。

株式投資はとてもリスクの大きい状態が当面続くと思われます。

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