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たまには経済考察。
2024年2/22ついに日経平均が終値ベースで史上最高値更新しました。
なぜ今日経平均が大きく上昇しているのかを考えてみました。
ついに日経平均が史上最高値更新。その理由を考察①~日本企業の地道な努力
少子高齢化や円高で日本経済は厳しい状態が続いていました。
少子高齢化+円高では海外進出して収益の機会をより増やす必要がありました。
その中でも日本企業は収益を上げるために弛まなく努力をしてきました。
ついに日経平均が史上最高値更新。その理由を考察②~中国の自滅
中国の自滅においてはもはやラッキーだったというしかありません。
僕の記憶では2018年や2019年はアリババやテンセント、ファーウェイなどの企業やいわゆる深センのハイテク企業が大きく注目され躍進した年でした。
しかし、アメリカ政府による中国の制裁に加え、中国政府自ら自国の大企業の行動を制限するような動きがありました。
他国内の動きにあれこれいうことはしませんがあの国は企業であれ企業経営者であれ目立ち過ぎてはダメなようです。
どんなに稼いでも会社を大きくしても所詮は政府(国?)のもので国の意図次第でいかようにもされる社会で果たして企業人の成長意欲が湧くでしょうか疑問しかありません。
世界的にも中国の成長性が疑問視されて投資資金が日本に向かっていると言われています。
機関投資家も分散が重要視されます。アジアに一定のポジションを取ろうとしたら日本にしておこうという流れがあるようです。
その際利用されるのはおそらく日経平均ETFの系統なのでしょう。
ついに日経平均が史上最高値更新。その理由を考察③~円安ブースト
①につながるのですが円高時代に企業は海外に進出し海外で稼ぐ力をつけてきました。
日本の貿易収支は赤字ですが経常収支は黒字です。
つまり海外事業の稼ぎに円安ブーストが掛かって収益を押し上げていると考えられます。
そこにこれまで経験のないような円安の状態が訪れました。
つまり海外事業で稼げるようになってきたところに過去にないような円安状態になればこれらの企業の業績が悪くなるはずがないです。
そんなの一時的な為替差益、為替ブーストじゃんと言われる可能性もありますがなんにせよ業績がいい企業の株が買われるのは自然の摂理です。
円安の要因は一般的には日米金利差の拡大と言われています。
米国が利上げを続ける中日本はマイナス金利維持という状態になっています。
1990年のバブル期もドル円150前後でしたがそれもわずかの期間でした。
しかし、現在の状況は円高の要素が一切ありません。
その理由は
- 米国景気が好調で利下げできない
- 日本は利上げできない。(できても雀の涙程度)
- NISAによる実質のドル買い
- ガソリン補助の延期等緩和的政策目白押し
といったところです。
おはようございます。
米国株下げ
日本株下げるようなら4.3ブル追加しようかなあと
ドル円150維持ならまあ大丈夫でしょうとエヌヴィディアは決算で今日の下げを取り戻して終わるでしょうと
— ユージ@節約生活投資ブロガー (@million_ryman) February 20, 2024
ついに日経平均が史上最高値更新。その理由を考察まとめ
- 輸出企業にとどまらず日本企業は円高時代に地道に海外で稼ぐ力をつけてきた
- 中国から投資資金が日本へ逃避
- 円安
僕はこれらの要素が絡み合って日経平均が史上最高値更新というような状況に至ったと考えています。
まあ割と自然な流れかなあという感じもあります。
上記のように円安状態からそうそう円高に向かうとは思えませんが、次の成長に向けて企業は動き出す必要があると思います。
株価の上昇で手元資金が増えた企業はM&Aに乗り出すべきだと思います。
そうして為替の影響を上回る稼ぐ力を日本企業が付け続ければ日経平均が史上最高値更新も単なる通過点でこれからも上昇し続けると思います。
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