成長と高配当のバランスのいいETFはありますか?
SBI証券でJEPIの取り扱いがスタートしました。
今回はこのようなETFをお探しの方の希望を叶える可能性を秘めたETFをご紹介です。
ちなみに毎月配当になります。
JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF(JEPI)の評価は?~JEPIとは?
JEPIは正式にはJPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETFという名前のETFになります。
名前が美しいですねえ。
6%を超える配当利回りでの毎月分配と低いボラティリティが特徴で、配当利回りと値上がりのバランスに優れたETFです。
オプション、米国大型株への投資を行うアクティブ型ETF。
毎月分配かつS&P500と比較してボラティリティが相対的に低くなることを目指す。
SBI証券より
【運用方針】
- 米国の大型株とオプションの売却を組み合わせたポートフォリオからインカムを獲得し、株式の配当金とオプションプレミアムを原資として毎月分配を目指します。
- 独自のリサーチプロセスによって分散された低ボラティリティの株式ポートフォリオを構築します。このリサーチに基づいて株価の割高・割安を判断し、リスク・リターン特性の向上を目指します。
- 毎月のインカムの分配に加えて、S&P500指数よりもボラティリティを抑えながら同指数の値上がり益の部分的な恩恵を享受することを狙った運用を行います。
マネックス証券より
JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF(JEPI)の評価は?~上位組入銘柄
投資信託組入れ上位銘柄
名称 | 数量 | 値 | ファンドの割合 |
---|---|---|---|
PGR:US
プログレッシブ
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2.20 百万 | 294.01 百万 | 1.59 |
XOM:US
エクソンモービル
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2.54 百万 | 287.73 百万 | 1.56 |
ABBV:US
アッヴィ
|
1.84 百万 | 283.32 百万 | 1.53 |
MGMXX:US
JPモルガン米政府マネー・マーケット・ファンド
|
277.01 百万 | 277.01 百万 | 1.50 |
MA:US
マスターカード
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727.54 千 | 273.21 百万 | 1.48 |
TRV:US
トラベラーズ
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1.37 百万 | 266.14 百万 | 1.44 |
HON:US
ハネウェルインターナショナル
|
1.22 百万 | 264.38 百万 | 1.43 |
BMY:US
ブリストル マイヤーズ スクイブ
|
3.62 百万 | 262.62 百万 | 1.42 |
KO:US
コカ・コーラ
|
4.26 百万 | 261.41 百万 | 1.41 |
HSY:US
ハーシー
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1.15 百万 | 261.40 百万 | 1.41 |
投資信託組入れ上位銘柄(2022年1月参考)
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IT関連から運送会社まで幅広いですがファンドの割合がどれも低いのでそれぞれがETFに大きな影響を及ぼすことはないと思います。
S&P500が基準になりますが一応アクティブなのでファンドマネージャーの腕も試されると思います。
JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF(JEPI)~チャート
2022年はSP500もNASDAQも大きく下げた厳しい1年でしたがJEPIは-10%で持ちこたえたとも言えます。
後に触れますが配当が年利10%あります。
2022年1月参考
なかなか評価のむずかしいチャートだなという印象です。
ごく狭いレンジのなかでの動きですからそこまで気にする必要はないと思いますがチャートの形としては、9月末の下げでしっかり下げて11月の株価高騰は取り込めてないような感じです。
オプション取引を理解するのはとてもむずかしいです。このような特性もあるのかもしれません。
JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF(JEPI)~最新リターン
参考2022年1月過去記事
JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF(JEPI)の評価は?まとめ
基本SP500がベースとされていましたが定期的にウオッチしていた感じだと去年の中ごろにはVYMに近いポートフォリオになっていました。
FRBの利上げが予想されていましたのでグロースからバリューへ切り替えたファンドマネージャーは優秀だったのかもしれません。
運用については未知数な部分も多いETFですがもしかしたら状況に応じてベースをSP500とVYM的なものでスイッチしていくのかもしれません。
いずれにせよどちらも優秀なETFですのでJEPIが大崩れすることはあまり考えられないのではないでしょうか?
注:あくまで私見
JEPIは米国でもそこそこ人気があるETFのようでyoutubeで検索するとQYLD等とよく比較されています。
QYLDがセミリタイア後などに有効だとするとJEPIはそのちょっと前に適しているのかもしれません。投資戦略についてはこれから議論が深まっていくと思います。
2022年において米国のETFのなかでは最大のヒット商品になったとのことです。
まだ運用開始から2年半と生まれたばかりのETFですので、長期に渡っての運用結果は未知数ですが現時点においては成長と配当のバランスがいいファンドになっているのではないでしょうか。
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