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大和アセットマネジメント株式会社がiFreePlus米国配当王という投資信託を設定しました。
どのような投資信託か知りたい方へのアンサー記事になります。
iFreePlus米国配当王の評価は?~コンセプト
iFreePlus米国配当王では、継続的に増配を行なう企業の中から、大和アセットマネジメントの調査に基づき、配当王と分類する企業の株式等を選定し投資候補銘柄とします。
米国配当株の中でも配当金の過多ではなく継続的に増配という点がポイントになっています。
また
- 原則として選定時に50年以上連続で
毎年1株当たり配当総額を増やしている
銘柄が投資対象になるとのことです。
iFreePlus 米国配当王には資産成長型と年4回決算型の二種類があります。
iFreePlus米国配当王の評価は?~運用ルール
- 最低40銘柄
40銘柄を割った場合連続増配が長い銘柄を順に追加、増配年数が同等の場合は配当利回りが多い方を採用。
2.投資比率は均等
時価総額加重平均ではなく均等型です。
3.リバランスは毎月
リバランスは手間暇コストも掛かると思われますが、毎月実施するとのことです。
4.銘柄入れ替えは年1回
毎年12月末のデータを元に入れ替え実施。
iFreePlus米国配当王の評価は?~為替ヘッジ
iFreePlus米国配当王は為替ヘッジなしです。
外貨建て保有資産は円安になれば為替差益が、円高になれば為替差損が発生します。
iFreePlus米国配当王の評価は?~コスト
信託報酬 (税込)/年 0.286%
上記のように多岐にわたる運用ルールを細かく実行してくれる割にはかなり低い信託報酬コストになっていると思います。
SBI証券の「投信マイレージサービス」におけるポイント付与率
月間平均保有額に対し年率0.05%
iFreePlus米国配当王の評価は?~構成銘柄
ハイテク情報グロース系のセクターの銘柄がほとんどないのが特徴です。
iFreePlus米国配当王の評価は?~新NISA対応状況
新NISA 成長投資枠対象
iFreePlus 米国配当王の資産成長型と年4回決算型の両方が新NISA成長投資枠対応になっています。
分配金が欲しい方は非課税なので年4回決算型を選べばいいと思います。(必ずしも出るとは限りませんが)
iFreePlus米国配当王の評価は?~パフォーマンス
トータルリターン(2024/2/15参照)
1ヵ月 | 6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 | 設定来 | |
---|---|---|---|---|---|---|
本ファンド | 2.43% | 2.96% | — | — | — | 9.47% |
カテゴリ平均 | 5.37% | 10.86% | — | — | — | — |
今のところトータルリターンは凡庸ではないでしょうか。
過去のデータ
20年前を起点としたデータではS&P500のパフォーマンスを上回るようです。
ただしご承知の通り20年前と現代では世界が変わっていますので注意が必要です。
iFreePlus米国配当王の評価は?~連続増配にフォーカスまとめ
50年以上連続増配の最低40銘柄入り「iFreePlus 米国配当王」っちゅう、なんか強そうな投資信託、出てます。年2回分配の「資産成長型」と同4回の「年4回決算型」があり。大和アセットが連続増配になってるかチェックの上、銘柄を買ってくれる。60年以上配当を増やし続けてる米国株の例もどうぞ(表)。 pic.twitter.com/WQHQKiAAsp
— 綾小路麗香/マネー編集者 (@reika_amoney) June 11, 2023
連続増配にはETFで有名なSDYとVIGというものがあり前者が20年、後者が10年などの違いがあります。
今回iFreePlus米国配当王はそれらとも違う独自の運用ルールを定めた連増増配のETFになります。
2018年や2022年の過去データではS&P500に勝るような安定度を見せておりそちらを重視する方には有力な選択肢になるのではないでしょうか。
また、年4回決算型は分配型投信としては貴重な新NISA成長投資枠適格商品となっています。
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