日経平均株価高騰。日銀マイナス金利解除見送りか?はたまた…

日経平均株価高騰。日銀マイナス金利解除見送りかはたまた... 資産運用
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ユージ
ユージ

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日銀の金融政策決定会合結果公表前日。日経平均株価が高騰しました。

円安になると輸出関連が強力な日経平均は伸びるという前提でのお話です。

その理由は二つ

  1. 日銀のマイナス金利解除見送り
  2. 円安は当面止められない

1.ですが経済関連のマスコミ報道では勝手にマイナス金利解除で騒ぎ立てています。

マイナス金利とは、民間の金融機関が中央銀行(日本では日銀)に預けている預金金利をマイナスにすることです。金利のマイナス化により、預金者が金利を支払うことになります。
日銀のマイナス金利政策は、2016年1月に「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」として導入されました。日銀のマイナス金利政策でマイナス金利が適用されるのは、金融機関が持つ日銀の当座預金のごく一部です。日銀はマイナス金利政策によって、金融機関が日銀に資金を預けたままにしておくと金利を支払わなければならなくすることで、金融機関が企業への貸し出しや投資に資金を回すように促し、経済活性化とデフレ脱却を目指しています。

SMBC日興証券からの引用ですがとてもわかりやすいと思います。

本当なら7~8年続いた金融政策の変更なので実効的な意味は別として記事としては価値があると思います。

ユージ
ユージ

マイナス0.1が0になるといことらしいです…

しかし、なにかしら情報が漏れてマイナス金利解除見送りが投資家に周知されたとしたら…円高に進むのではという懸念が払しょくされて円安の恩恵が大きい日経平均株価が上昇してもおかしくはありません。

2.はマイナス金利解除はすでに織り込み済み。もはや円安を止めうる大きなカードを日銀は持っていないので円安にすすむということです。

為替介入は?といってもこれは一時的なもので投機筋を一時的に叩くことはできても構造的なものを変える力はありません。(決定は財務省ですが)

利上げは?これはほぼ不可能。膨大な国債を発行しているのでGDP修正でやっとテクニカルリセッションを回避したような弱い経済に利上げをすれば深刻な景気後退を招くリスクが大きくなります。

2四半期連続で経済が縮小するテクニカルリセッション(景気後退)

融資に金利がついたり、住宅ローンの金利が上昇したらお金の流れが悪くなるのは容易にイメージできると思います。

先週は利上げの恩恵があると考えられる銀行も含めてとても日経平均が弱かったです。

それが土日を挟んでの急騰。

マイナス金利を織り込んできたのがそれとも…日銀の金融政策決定会合の結果が注目されます。

 

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