新NISAスタートダッシュ?恐怖過ぎるのでやめとけ

新NISAスタートダッシュ?恐怖過ぎるのでやめとけ 資産運用
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ユージ
ユージ

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新NISAのスタートがいよいよ目前に迫ってきました。

Xでも過去の経験則から迅速に資金投入をとスタートダッシュを煽るようなポストも散見されます。

しかし、今米国株は史上稀なレベルの高値圏にあります。

それは二つの側面があるからです。

なぜなのか?新NISAスタートダッシュ?恐怖過ぎるのでやめとけ

その① SP500が史上最高に近い

コロナ対策として異次元の資金バラまきをしたのが2021年。この年はインデックスも急上昇して2021年12月には4,766を記録しました。

そして現時点で4,514です。

かなり近い水準まで上昇しています。

その② 円安進行

このブログを見てる方のほとんどはドル転が必要なSP500に準ずるVOOや全世界のVT等のETFではなく、オルカンやスリムSP500を積立等で購入されていると思います。

上記のような投資信託は日本円で手軽に買えるメリットがある反面、半面為替レートを意識することが少なくなるというデメリットがあります。

現在日本政府の通貨安政策も相まって経験のないような円安水準で米国株を購入しているというのに気づいてる人は意外と少ないと思います。

輸入品だけでなく米国株も弱い通貨円では以前に比べれば割高で購入していることになります。

新NISAスタートダッシュ?やめとくことを推奨する。

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上記のドル円とSP500のチャートを見比べてみるとわかりやすい。

2022年初頭 ドル円115でSP500は4,700前後

2023年11月 ドル円148でSP500は4,500前後

いうなれば23%も価値が低くなった円で最高値から5%しか下がってない指数を購入するという状態なのです。

新NISAスタートダッシュ?恐怖過ぎるのでやめとけまとめ

基本に忠実にドルコスト平均法でいきましょう。

株式市場最高の2010年代は終わりました。

大概の過去の経験則といわれるのものはリーマンショックの底からのこの10年を元に語られます。

そりゃこの10年のストーリーが永遠に続くなら一括でもなんでも最速で資金あるぶんある都度投資するのが最善になるのは当然です。

しかし、あの10年のような比較的きれいな右肩上がりのチャートを辿らない可能性は高いです。

SP500もナスダックもやがて2年高値更新できていません。右肩あがりではないでのです。

万が一来年以降世界情勢の変化で円高米国株安になったらスタートダッシュで投入した資金は為替と株のダブルパンチを食らうことになります。

いまの米国株は弱った通貨で史上最高値付近のものを買うといった状況には慎重な投資行動が求められます。

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