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安定した高配当で人気だったBDC銘柄が買付停止になってしまいました。もう買えないのですか?
このブログでもたびたび登場していたARCCやMAINメインストリートなどのBDC銘柄。
年が明けて最後の砦PAYPAY証券でも取り扱い終了となってしまいました。
日本の有名大手ネット証券会社で直接BDC銘柄を買付することはできなくなりましたが投資信託という形で間接的にすることは可能です。
今回は米国ハイ・インカムBDCファンド(毎月決算型)のご紹介です。
米国ハイ・インカムBDCファンド(毎月決算型)の評価は?~コンセプト
主に米国の取引所に上場しているBDC(ビジネス・ディベロップメント・カンパニー)への投資を行い、信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行います。BDCとは、中堅企業等(中小企業から上場企業まで)の事業開発を主に金融面からサポートする投資会社で、その多くが米国の取引所等に上場しています。原則として対円での為替ヘッジは行いません。
SBI証券より
BDC銘柄は中小企業に融資する金融会社になります。
アメリカの法律でその利益の一定を配当などで投資家に還元するかわりに法人税が免除されるという特殊な会社になります。
米国ハイ・インカムBDCファンド(毎月決算型)~為替ヘッジは?
為替ヘッジなしです。
円安に進めば為替差益が、円高に進めば為替差損が発生します。
米国ハイ・インカムBDCファンド(毎月決算型)~コスト
信託報酬 2.035%
0.1%という超低コストの投資信託が登場してそれなりの期間が経ちますが、とてつもなく高いというのが正直な印象です笑
米国ハイ・インカムBDCファンド(毎月決算型)~パフォーマンス
2023年4月時点
長期的に見て多少は成長していると言えるのではないでしょうか。
もっともBDC銘柄はキャピタルゲインよりインカムゲインがメインです。
トータルリターン
1ヵ月 | 6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 | 設定来 | |
---|---|---|---|---|---|---|
本ファンド | 7.97% | 2.96% | 16.66% | 16.48% | 12.80% | 87.74% |
カテゴリ平均 | 3.26% | -1.00% | 6.00% | 15.72% | 10.32% | — |
S&P500やNASDAQ100が大きく下げた2022年でしたが米国ハイ・インカムBDCファンド(毎月決算型)は無難に通過してトータルリターンもかなり好調のようです。
過去のデータ(2022年3月頃)
トータルリターン
1ヵ月 | 6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 | 設定来 | |
---|---|---|---|---|---|---|
本ファンド | 1.63% | 9.23% | 30.60% | 11.05% | 5.37% | 60.93% |
カテゴリ平均 | 0.66% | -2.58% | 14.19% | 13.22% | 9.77% | — |
2022年初来の株価の調整でナスダックやS&P500に連動するインデックスファンドが大きくパフォーマンスを落としました。
しかし、BDC銘柄はトータルリターンもしっかり安定してると言えるのではないでしょうか。
米国ハイ・インカムBDCファンド(毎月決算型)の評価は?~上位構成銘柄
上位構成銘柄です。
ARCCことエイリスキャピタルがトップになっています。
一時期高配当で話題になったSSSやメインストリートも上位に来ています。
米国ハイ・インカムBDCファンド(毎月決算型)の評価は?~分配金
分配金情報(参考)
次回決算予定日 (権利取り最終申込予定日) |
2022/04/12 (2022/04/08) |
---|---|
直近分配金(税引前) |
50円 (2022/03/14) |
設定来分配金 |
5,990円 |
年間分配金累計 |
600円 |
分配金利回り |
9.44% |
記事執筆時の分配金実績になります。
2018年頃から安定して50円という分配金になっています。
基準価格的に若干配当を出し過ぎなのかもしれませんが、安定してるといえるでのはないでしょうか。
米国ハイ・インカムBDCファンド(毎月決算型)の評価は?~ARCC銘柄の代わりまとめ
米国ハイ・インカムBDCファンド(毎月決算型)でした。
BDCは金融機関なので金融危機にとても弱くリーマンショックやコロナショックのようなのが起こると平気で株価が半分になることもあるハイリスク株です。
しかし、通常時はそこそこ安定しています。
日本ではBDC銘柄を直接購入することがほぼ不可能になりましたがこのように投資信託としてパッケージされた形ではまだ購入可能です。
とても希少価値のある投資信託といえると思います。
上記の通り米国ハイ・インカムBDCファンド(毎月決算型)はコストがとてつもなく高いです。
低コストインデックスはSBI証券やマネックス証券でもいいですがこのような投資信託は毎月現金還元対象なら松井証券一択です。
高コスト投資信託は松井証券で。口座開設はこちらからどうぞ
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