新NISAはQQQとVGTどちらに投資するのが正解なのか?

新NISAはQQQとVGTどちらに投資するのが正解なのか? 資産運用
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ユージ
ユージ

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岸田NISAこと新NISAの概要がほぼ確定されました。

非課税期間が無限になりとても使いやすくなったNISAです。

そのなかでも成長投資枠はどのETFに投資しようかと迷っている方も多いと思います。

この投資ブログを主宰するユージがQQQとVGTどちらにすべきか考えてみました。

新NISAはQQQとVGTどちらに投資するのが正解なのか?~構成上位銘柄

QQQ

QQQことインベスコQQQトラスト・シリーズ1(Invesco QQQ Trust Series 1)は有名がNASDAQ100を投資対象とします。

ナスダックに上場している非金融企業の時価総額上位100社から構成されます。

最大のポイントは非金融企業というところ。

投資信託組入れ上位銘柄

名称 数量 ファンドの割合
76.87 百万 18.59 十億 12.50
132.49 百万 17.53 十億 11.79
105.63 百万 9.00 十億 6.05
63.02 百万 5.65 十億 3.80
63.04 百万 5.61 十億 3.77
33.05 百万 5.32 十億 3.58
32.70 百万 4.51 十億 3.03
30.21 百万 3.54 十億 2.38
18.51 百万 3.35 十億 2.26
5.44 百万 2.96 十億 1.99

ブルームバーグより

VGT

VGTことバンガード情報技術ETF(Vanguard Information Technology ETF)。

モスガンスタンレーMSCIが算出したテクノロジー株の指数に沿うように設計されたETFです。

投資信託組入れ上位銘柄

名称 数量 ファンドの割合
61.98 百万 9.17 十億 21.38
29.78 百万 7.60 十億 17.71
10.48 百万 1.77 十億 4.13
6.45 百万 1.40 十億 3.26
3.63 百万 1.30 十億 3.02
1.70 百万 938.04 百万 2.19
17.43 百万 866.73 百万 2.02
2.67 百万 802.53 百万 1.87
3.86 百万 695.77 百万 1.62
1.98 百万 681.26 百万 1.59

ブルームバーグより

新NISAはQQQとVGTどちらに投資するのが正解なのか?~配当利回り

QQQ

直近配当利回り(税込)
0.97%

VGT

直近配当利回り(税込)
1.08%
配当利回りは両ETFともに約1%でほぼ違いはありません。
当然のことながら新NISAは配当金も非課税です。
配当を出すことについては投資効率の観点からさまざまな意見があります。
NISAの長い旅路でたまに配当金をもらうのは投資へのモチベーションを維持する意味でも悪くないように感じます。

VGT

経費率
0.10%
コストが安いことで有名なバンガード社。
ココはさすがというべきかQQQの経費率に対してVGTは半分になっています。

新NISAはQQQとVGTどちらに投資するのが正解なのか?~トータルリターン

QQQ

3ヶ月トータルリターン
-6.42%
3年トータルリターン
9.15%
5年トータルリターン
12.14%

 

VGT

3ヶ月トータルリターン
-3.69%
3年トータルリターン
10.92%
5年トータルリターン
15.11%
ブルームバーグより
投資にとって最も大事なのがトータルリターン。
トータルリターンさえよければ本来コストが高かろうがなにを投資対象にしようかはどうでもいいのです。
2022年12月現在で上記のすべての時点においてVGTの方がトータルリターン的に優秀になっています。
QQQは2022年にGAFAMの株価が下落したのが大きなダメージに繋がっていると推測しています。

新NISAはQQQとVGTどちらに投資するのが正解なのか?まとめ

新NISAで投資すべきハイテクセクターETFの正解は

VGT

と結論しました。

アメリカの本質って金融業なんですよ結局のところ。

ここだけは絶対に崩れない。

金融業を外す縛り運用をしているQQQはこれまでの10年はともかくこれからの10年は長期的に見てVGTに勝つことは難しいというのが個人的な見方です。

グーグルの親であるアルファベットやMETAなどの広告業を生業にする会社が金融業を凌ぐと考える方はQQQが選択肢になってくると思います。

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