いろいろあったけど2021年に最強だったのはレバナスとレバS&P500どっちなの?
グロース最強のレバナスと安定最強のレバS&P500の2021年のトータルリターンが判明したのでご報告です。
iFreeレバレッジ S&P500の評価は?~最強株価指数のレバ投信
データはSBI証券のHPより集計期間:2021/1/1~2021/12/31
レバナスとレバS&P500最強だったのはどっち?【2021】~チャート
レバナスの2021年のチャート
レバS&P500のチャート
2021年の基準価格チャートを見るとレバナスのほうがドローダウンが大きいという印象です。
レバSP500の方が堅実に伸びています。
レバナスとレバS&P500最強だったのはどっち?【2021】~トータルリターン
トータルリターン
1ヵ月 | 6ヵ月 | 1年 | 3年 | |
---|---|---|---|---|
レバナス | 0.78% | 26.13% | 57.81% | 76.44% |
1ヵ月 | 6ヵ月 | 1年 | 3年 | |
---|---|---|---|---|
レバS&P500 | 5.89% | 24.30% | 63.54% | 48.31% |
レバナス・・・57.81%
レバS&P500・・・63.54%
レバS&P500 WIN!
2021年のトータルリターンはレバS&P500の勝ちという結果になりました。
レバナスとレバS&P500最強だったのはどっち?【2021】まとめ
レバナスとレバS&P500のトータルリターンはずっと注視していました。
レバナスがリードしている期間が長かったと記憶しています。
米国の景気回復でテーパリングや利上げの前倒し等が囁かれるようになりった影響で、グロース株からバリュー株への資金の移行がすすみレバS&P500が終盤で寄り切ったということでしょう。
トータルリターンの1ヵ月のところを見ればわかると思います。
単年の比較に意味があるのかという議論もあるかもしれませんがとりあえず2021年はということで。
3年トータルリターンではレバナスが圧勝しています。
FRBは2023年までに利上げからさらに進んでバランスシートの縮小まで視野に入れてるようです。
当面はこれらを株価が織り込むのでグロース系には厳しくバリュー系のほうがまだマシといった状況になると思います。
米国の企業の業績自体は良く、景気も拡大しているのでこれらの知見を有効に活用しながらしっかりと底を見極めて投資活動をしたいと思っています。
とある海外の投資系ユーチューバーの解説がとても分かりやすかったので引用させていただきました。↓(一部加筆)
連邦準備制度が株式 / 暗号通貨市場に与える影響について。
“バランスシートの縮小 ”
これは、債券の借用書が満期になったとき、連邦準備制度が、再投資する代わりに、そのお金を流通から外すことができるということを意味しています。これは、1万ドルを1年間貸して、それを返すと、そのお金を取り上げて、他の人に貸す代わりに、そのお金を誰かに貸されることはありません。“テーパリング ”
つい最近まで、連邦準備制度は、経済にもっとお金を「注入」するために、毎月1200億ドルの国債と住宅ローン担保証券を買っていました。しかし今、彼らはその額を毎月300億ドルずつ減らし、3月末までに何も買わなくなる、という計画を進めている。“金利の引き上げ”
結局のところ、失業率が3.9%に低下した今(自然失業率は4.0%と言われる)、金利が上昇に転じ正常化させることが仕事です。最大の懸念は、連邦準備制度が市場から流動性を奪い始め、過剰な資金を供給から排除し、価格を通常より高く維持していた甘いレバレッジをすべて流出させることである。突然の売りは、FED議事録にある彼らのコメントに起因している。
次のように引用されている。「多くの参加者は、バランスシート縮小の適切なペースは、前回の正常化エピソードよりも速くなる可能性が高いと判断した」。……これは、別の言い方をすれば 経済が予想以上に好調で、貨幣の流通量が予想以上に多く、インフレ率も予想以上に高い・・・だから、もっと早い利上げが可能で、予想以上に早い資金流出が起こる・・・それが、投資家を心配させている。
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