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今回は大和アセットマネジメントの投資信託のマルチアイの意味や評判についての記事になります。
NASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)の評価と3倍ブルの違いは?
マルチアイとは?意味や評判は~マルチアイ搭載投資信託
現在マルチアイを搭載しているとされる投資信託は
NASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)
S&P500(マルチアイ搭載)
の2つになります。
マルチアイとは?意味や評判は~どんな機能なのか
マルチアイ・・・当ファンドでは、当社独自のモデルにより市場のリスクを推計し、その市場のリスク局面に応じて株価指数先物の組入比率を調整する機能
つまるところダイワ・リスク・アペタイト指数なるものの判定に基づいて、リスク度に応じて先物の組入比率を調整する機能のことです。
資料にあるようにハイリスク局面では先物の組入比率を20%まで下げて下落リスクを回避するみたいです。
マルチアイとは?意味や評判は~シミュレーション
マルチアイ機能がうまくいった例
ここ5年のうちで2018年末は10月ころから12月末までダラダラと株価が下がり株式投資にとって非常に厳しい年でした。
当然この時期にはマルチアイ搭載の投資信託は存在しなかったわけですが、シミュレーション上ではうまくいき指数を上回るパフォーマンスを発揮したとのことです。
マルチアイ機能が微妙だった例
記憶に新しいコロナショックの局面でのマルチアイ機能のシミュレーションです。
マルチアイ機能のおかげで暴落を回避できています。
ただし、この時はFRBが迅速に一気にゼロ金利に利下げしたために株式市場は急速回復しました。
マルチアイ機能の影響でポジションを大きく落としていたために株価の急回復に乗り損ねた部分があるとのことです・・・。
マルチアイとは?意味や評判はまとめ
マルチアイ機能の詳細でした。
マルチアイ機能を搭載した投資信託が設定されてまだ発動したことはないようです。
2021年の3月は結構な下げ相場だったような気もしますが・・・。
NASDAQ100トリプルの評価記事内でも触れましたがダイワ・リスク・アペタイト指数が有能かどうかがすべてです。
仮に発動しても資料にあるようにうまくいくこともあればそうでもないようなこともあるようです。
マルチアイ機能搭載の投資信託が僅かに非搭載ファンドに比べてトータルリターンに劣っているのを見るにそこそこのコストが引かれているみたいです。
現時点では正直に言って微妙としか言えない機能ですが、暴落に対してなにかしらのヘッジ的な役割や心理的安寧を求める方にはあっていいかもしれません。
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