レバナスが終焉を迎えそうなので今回は考察と再び輝く未来を想像してみました。
レバナスの終焉。また利下げされるときまでさよなうなら【オワコン】~金融緩和の賜物
リーマンショック後に世界経済の混乱を抑えるために世界の中央銀行は大規模な金融緩和を行いました。
米国の政策金利も2010年代はゼロ金利が続きました。
グロース銘柄が多いNASDAQには最高の投資環境です。
なにせ金が余っているので未来を見せてくれる企業に資金が集中します。
さらにNASDAQに幸運だったのはGAFAMの存在です。
2010年ってまだほとんどの人がガラケーですよ。
アイフォンすらやっと認知され始めたころ。
そのゼロ金利が本格的に終了を迎えます。
レバナスの終焉。また利下げされるときまでさよなうなら【オワコン】~為替ヘッジ有りが裏目に
日本国内外の金利差の影響で20年ぶりともいわれる円安が進んでいます。
基本的に円安が進めば為替差益が生まれます。
為替ヘッジのないドル建て資産をお持ちの方で損失があるけど円評価ではプラスという方も多いのではないでしょうか。
まあこれは不運としか言いようがないです。
商品設計の方も過去の経験則では株価が大きく下がるような事象が起きたときには円高になるので、株価下落+円高のダブルパンチを回避するためとおっしゃってたような気がします。
先物取引でいくら為替ヘッジコストが低めといってもここまで急激に円安が進むと為替ヘッジコストの結構掛かってるのではないでしょうか。
完全な想像ですが。
レバナスの終焉。また利下げされるときまでさよなうなら【オワコン】~コストが高い
レバナスの実質コストは1%とも言われています。
株価指数が停滞ないし、下がり続けるベア相場でこのコストはかなり大きなダメージです。
通常のNASDAQ100インデックスファンドの倍。
スリムSP500に比べてとても高いです。
レバナスの終焉。また利下げされるときまでさよなうなら【オワコン】まとめ
僕の予測ではインフレはそうそう退治できないと思いますし、長期金利は高止まりするとみています。
2010年代はまさにNASDAQ100に最高の10年でしたが、2020年代はグロースに厳しい10年になると考えています。
ゼロ金利にいたってはもう生きてい内にお目に掛かれるかというレベルだと思います。
それくらいの劇薬金融政策なのです。
長期金利が高いからと言って米国市場が上昇を続ける可能性は高いと思います。
ただしそれが、単年3%くらいの凡庸な伸びではレバレッジを掛けた商品は良くてトントン、下手したらマイナスになると思います。
インデックス長期投資の基本である
- 低コスト
- 為替ヘッジなし
- ドルコスト平均法
- ノンレバレッジ
とても大事なことであると再認識させられました。
いろいろ言ってきましたがレバナスがダメな商品と言ってるわけではありません。
正しい使い方わかったということです。
実をいうと僕自身投資歴は10年になりますがまだまだ日々勉強中の身です。
レバナスが教えてくれたことはこの手の投資信託は金利が低い状態の時ないし、景気が停滞し利下げが囁かれたときに輝くということです。
そして、昨年末に利上げが控えてるから株全部売ったというエコノミストがいましたがとても上手だと思いました。
この手の商品の正しい使い方でしょう。
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